国際人道支援と我が国の役割
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科目ナンバリング |
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開講年度・開講期 | 2020・前期 |
単位数 | 2 単位 |
授業形態 | 講義・演習 |
配当学年 | 1・2回生 |
対象学生 | 大学院生 |
使用言語 | 日本語 |
曜時限 | 金3・4 隔週、2限連続 |
教員 |
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授業の概要・目的 | (*内容は2019年度実施したものです。2020年度については、決まり次第お知らせいたします。) 1 紛争や大規模自然災害等に起因する世界の人道危機は長期化・複雑化・大規模化している。もはや,人道危機は局所的問題に留まらず,世界全体の平和・安定・反映に直接的な影響を及ぼすグローバルな課題に変化してきている。 2 本科目では,こうした世界の人道危機の現状について紹介するとともに,国際機関や各国政府などの国際社会による人道支援の対応,及び我が国の人道支援体制・役割について取り上げる。また,非政府組織(NGO)をはじめとする多様な主体が人道支援において重要な役割を果たしていることから,日本のNGOの国際人道支援活動の現状や課題,政府との協力のあり方などについても考察する。 |
到達目標 | 1 報道等だけでは全体像や背景が把握し難い人道危機の現状や,政府,国際機関,NGO等による国際人道支援の全体のシステム,実施の仕組みなどについて包括的に理解する。 2 今後の課題に対応するための政策を演習形式で取り上げ議論することにより,人道支援政策の立案において必要となる基礎的知識及び能力を養う。 |
授業計画と内容 | 以下の項目について講義を行う。ただし,講義の進み具合や国際人道支援をめぐる現状の進展などに応じて順序や内容を変更することがある。 1 世界の人道危機の現状 2 国際機関による人道支援の現状と進展 3 大規模自然災害等に対する国際緊急援助 4 NGOの活動 5 NGOによる国際人道支援 6 移民・難民の受け入れ 7 人道支援の今日的課題と展望 |
成績評価の方法・観点 | 課題に対する期末レポート(基本的な概念に関する理解,正確な情報,バランスのとれた分析,論理構成力,政策構想力について着目する)及び平常点(出席の頻度及び授業・演習における貢献度)を考慮して成績評価を行う。 |
履修要件 | 特になし |
授業外学習(予習・復習)等 | 授業で指示する |
教科書 |
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参考書等 |
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