企業制度論
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科目ナンバリング |
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開講年度・開講期 | 2020・前期 |
単位数 | 2 単位 |
授業形態 | 講義・演習 |
配当学年 | 1・2回生 |
対象学生 | 大学院生 |
使用言語 | 日本語 |
曜時限 | 火2 |
教員 |
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授業の概要・目的 | 現代社会における経済活動は、その大部分が、会社、特に大規模な株式会社によって支えられている。この授業では、株式会社にかかる企業制度のうち、実務上および理論上重要度の高い会社法上のテーマを取り上げ、企業制度についての理解を深めることを目的とする。 |
到達目標 | 株式会社の機関、組織再編、株式などのさまざまな場面において、会社を巡る関係者の利益がどのように調整されるべきかを検討し、企業制度について幅広く考察する力を身につける。 |
授業計画と内容 | 企業制度にかかるテーマ(下記「第3回~第14回」参照)について、毎回1名が報告を担当し、全員で質疑応答をする形で授業を進める。 各回の授業内容の予定は次のとおりである。 ・第1回 はじめに ・第2回 会社法制の概要(講義形式) ・第3回~第14回 個別テーマの報告およびそれに基づく検討。下記の個別テーマのうち、何をどの順序で何回扱うかは、履修者の希望、背景および理解の状況に応じて、講義担当者が適切に決める。進め方については適宜指示をし、履修者が予習できるよう十分に配慮する。 取締役会設置会社の取締役会・代表取締役 取締役の競業取引・利益相反取引 取締役の報酬 取締役の責任 取締役の責任の追及方法 監査役 指名委員会等設置会社・監査等委員会設置会社 株主総会の招集・議決権 株主総会の議事および決議・決議の瑕疵 違法な募集株式・新株予約権の発行に対する措置 合併 会社分割 株式の種類等 株主名簿と振替制度 株式の譲渡 ・第15回 総括/フィードバック(フィードバックについては、授業中に指示する) |
成績評価の方法・観点 | 平常点による。正当な理由なく4回以上欠席した者には単位を認めない。 |
履修要件 | 履修要件は特に設けないが、第1回目の授業において担当の割当てを決定するので、受講希望者は第1回目の授業に必ず出席すること(受講希望者で第1回目の授業をやむを得ず欠席する者は、事前に担当教員に連絡すること)。 |
授業外学習(予習・復習)等 | 担当者は、指示された文献および複数冊の会社法の基本書を基礎として、報告の準備をすること。報告者以外の受講者は、指示された文献を参照して予習をし、授業中に質問をし、または意見を述べることができるようにすること。 |
教科書 |
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