公共政策論B
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科目ナンバリング |
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開講年度・開講期 | 2020・前期 |
単位数 | 2 単位 |
授業形態 | 講義 |
配当学年 | 1回生推奨 |
対象学生 | 大学院生 |
使用言語 | 日本語 |
曜時限 | 金2 |
教員 |
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授業の概要・目的 | 経済学の観点からは、公共政策論とは、市場経済あるいは自利心の自由な働きへの公的介入の根拠に関する議論である。公的介入の根拠は、衡平、非凸性、市場欠落、市場の不安定性の4つに分類できる。この講義では、このうち、衡平、非凸性、市場欠落を根拠とする公共政策を対象とし、経済理論から公的介入の必要性がどのように出てきて、経済学はどのような処方箋を提示してきたかを示し、現実と理論とがどのように違っているかを示す。 |
到達目標 | 経済理論から市場経済への公的介入の必要性がどのように出てくるかを理解し、現実を見て諸政策を評価する基準をもつこと。 |
授業計画と内容 | 1. 価格理論(1)---効用と需要 2. 価格理論(2)---生産と供給 3. 価格理論(3)---生産要素の需要と供給 4. 価格理論(4)---諸市場の均衡 5. 市場の効率性 6. 効率と衡平 7. 不完全市場 8. 競争政策 9. 外部性 10. 環境政策 11. 公共財の供給 12. 費用便益分析の理論 13. 費用便益分析の適用 14. 費用便益分析の限界 15. フィードバック |
成績評価の方法・観点 | 試験と、授業中の状況によって評価する。 |
履修要件 | 本講義は、必修科目であり、全員が履修する必要がある。なお、医学研究科社会健康医学系専攻の学生を除き、他研究科の学生の履修・聴講を認めない。 |
授業外学習(予習・復習)等 | 次回分の配布資料を読んでおくこと。 |
教科書 |
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