第50回人環国際交流セミナー「フランスとヨーロッパにおける移⺠について 多元的社会と多元的アイデンティティをめぐって」ジャン=クロード・ベアコ(Jean-Claude BEACCO)教授

フランスとヨーロッパにおける移民について 多元的社会と多元的アイデンティティをめぐって Les migrations en France et Europe. Sociétés plurielles, identités plurielles Prof. Jean-Claude BEACCO(ジャン=クロード・ベアコ教授)

講演者プロフィール
ジャン=クロード・ベアコ先生はソルボンヌ・ヌーヴェル・パリ第三大学言語学・ 言語文化教育学名誉教授であり、欧州評議会言語政策部門顧問。言語学博士及び文法教授資格を有し、4年間B.E.L.C.(フランス語教育機関)の研究員として活躍。イタリアにて言語学研究指導に従事した後、11年間メーヌ大学の教授を務める。現在もフランス語教育の専門家として幅広く活躍している。

講演内容
今回の講演では、現在ヨーロッパの社会において議論の的となっている移民問題、特に成人移民労働者に対する言語政策について言及する。移民増加の現象はますます複雑化し、しばしば排斥運動も引き起こしているが、その反面、経済や人口学的観点から見ても必要不可欠な存在である。他者との関わり合いの中で形成される社会において、我々は今後この社会的問題とどう向き合うべきか。ベアコ氏のグローバルな活動や経験を元に、グローバリゼーションによって刻々と変化する今日の移民問題の様相に迫る。(講演はフランス語で行われ、日本語通訳が付きます。

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