研究プロトコル・研究マネジメント法

授業の特色
専門職大学院の一つである医学研究科社会健康医学系専攻の臨床研究者養成コースの講義です。受講生の臨床的疑問を解決する研究のプロトコールを発表し、討議を通して研究の質を高め、その実現性を追求します。

 

授業の紹介
本コースは2005年度から開始された医学研究科社会健康医学系専攻の中の臨床医を対象とした特別コース「臨床研究者養成コース(master of clinical research: MCR)」の必須科目のひとつです。今回は、各自の臨床的疑問に基づく研究プロトコールの検討、発表に先立って、研究倫理に関する解説を行った際の講義資料を提供しています。

講義詳細

年度
2010年度
開講部局名
医学研究科
教員/講師名
川村 孝(予防医療学(保健管理センター)
中山 健夫(健康情報学)
森田 智視(医療疫学)

シラバス

授業形態 講義形式
教員
主担当教官(コースデイレクター)
福原 俊一(医療疫学)

担当教官
川村 孝(予防医療学(保健管理センター))
中山 健夫(健康情報学)
森田 智視(医療疫学)
授業の概要・目的
社会健康医学領域の研究(実験室研究を除く)を行なう際の基本的な手順・スキルを学ぶ。学生は自分自身の research question をもとに研究プロトコールを作成し、発表することが求められる。
到達目標

  • 研究デザインの基本的方法論を理解している。

  • 研究プロトコールの基本構造を理解し、骨格を作成できる。

  • 研究プロトコールの発表を効果的に行なえる。

授業計画と内容

  • 第1回 4/11 5・6限 イントロダクション、プロトコルの構成(観察研究、介入研究など)

  • 第2回 4/18 5・6限 臨床研究・疫学研究における倫理的配慮

  • 第3回 4/25 5・6限 プロトコル発表検討会I

  • 第4回 5/9 5・6限 プロトコル発表検討会II

  • 第5回 5/16 5・6限 プロトコル発表検討会III

  • 第6回 5/30 5・6限 プロトコル発表検討会IV

  • 第7回 6/6 5・6限 プロトコル発表検討会V

  • 第8回 6/13 5・6限 プロトコル発表検討会VI

  • 第9回 6/20 5・6限 プロトコル発表検討会VII

  • 第10回 6/27 5・6限 プロトコル発表検討会VIII

  • 第11回 7/4 5・6限 プロトコル発表検討会IX

  • 第12回 7/11 5・6限 まとめ


担当教官 MCR教科担当教員が毎回のプレゼンテーションに参加し、研究の質と実現性を高めるためにディスカッションを行います。今回提供した資料は第2回に中山健夫(健康情報学)が担当した倫理的配慮に関する講義です。
授業外学習(予習・復習)等

  • 課題作業(プロトコール作成を含む)

  • 最終3回は、学生自身によるプロトコールの発表にあてられる.

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