大学図書館の活用と情報探索, 2015

講義詳細

年度・期
2015年度・後期
開講部局名
全学共通科目, 図書館機構
使用言語
日本語
教員/講師名
引原隆士(附属図書館長 教授)
カール・ベッカー(こころの未来研究センター 教授)
黒橋禎夫(情報学研究科 教授)
金子周司(薬学研究科 教授)
北村由美(附属図書館 准教授)
開催場所
学術情報メディアセンター南館203

シラバス

曜時限 水曜日4限(14:45-16:15)
授業の概要・目的
本授業では、理系・文系双方にわたる専門分野の異なる教員陣によって、各分野における情報の組 織化と活用方法の歴史や現在について講義を行う。その上で、図書館職員のサポートのもと、図書 館やデータベース などの文献検索ツールの演習を行い、レポート作成や発表などのアウトプットに つなげる。
到達目標
・効果的な文献探索手法を身につける。
・得られた情報を整理して、レポートの作成や発表を行うスキルを身につける。
授業計画と内容
・文献探索手法を身につけた上で、これまでのどのような研究がされてきたか、どのようなことが 分かっているかを把握する文献調査を行い、「新たな着想」をするための準備をする。
・インターネット上にある情報の評価方法を学ぶのみならず、学術情報を管理している図書館や、 文献データベース提供企業が、どのような論理で情報を組織化しているのかを理解する。
・身につけたスキルを駆使して、文献を活用したグループ発表とレポート作成を行う。
具体的な授業内容:
第1回:「大学図書館の魅力と研究活動」(講義)<担当:引原隆士>
高校までの図書館や地元の公共図書館とは全く違う、大学図書館の魅力と研究活動を理解する。
第2回~第4回:「資料調査の入り口」(講義・演習)<担当:カール・ベッカー>
膨大な資料から、自分が必要な情報を探す際の基本的な考え方とスキルを学ぶ。
第5回~第7回:「情報の組織化と検索:理論と実際」(講義・演習)<担当:黒橋禎夫>
情報をどのように組織化・分類するかは視点によって異なる。その基本的な考え方や歴史、類似性 に基づく組織化、さらにウェブの検索エンジンや情報推薦の仕組みについて学ぶ。
第8回~第9回:「インターネット検索の落とし穴とデータベースの活用方法」(講義・演習)
<担当:金子周司>
「ライフサイエンス辞書」の誕生を例に、学術情報とデータベースの活用法を理解する。
第10回~11回:「図書館をフィールドワークする」(講義・演習)<担当:北村由美>
目録やデータベースの活用方法を、図書館演習で身につける。
第12回~第14回「総合演習」
これまで学習した知識とスキルを活用して、グループ発表とレポート作成を行う。
成績評価の方法・観点
演習ごとに課題を設定し、レポートを提出してもらい、総合的に評価する。
教科書・参考書等
PAGE TOP