環境の評価
講義:5月 7、14、21、28日、6月 4、25日、7月 2日
実習期間:8月 9日~10日
講義詳細
- 年度・期
- 2012年度・前期
- 開催日
- 2012年5月07日 から 8月10日
- 開講部局名
- 全学共通科目
- 使用言語
- 日本語
- 教員/講師名
- 吉岡 崇仁(フィールド科学教育研究センター 教授)
シラバス
開講年度・開講期 | 2012 前期 | 授業形態 | ゼミナール |
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対象学生 | 1回生 | ||
授業の概要・目的 | 環境を評価する意味を考える。環境の何をどのように評価するのか、評価する意味は何か。これらについて、人文社会学、自然科学さまざまな観点から考察を加える。 |
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授業計画と内容 | 教室(農学部総合館N283室)において下記の項目について、1ないし2週の講義形式で解説と討議を実施する。 環境の価値 環境意識 環境倫理 環境アセスメント 自然科学的環境評価と人文社会学的環境評価 講義の日程は、5月7日から7月2日(毎週月曜日5限目16:30~18:00。ただし、6月18日は創立記念日のため休講)の8回の予定である。 講義での討議をもとに、環境問題に関わる事案について、そこに含まれる環境の評価や価値評価についてレポートを作成し、下記の合宿で発表する。 合宿は、8月に1泊2日の日程でフィールド科学教育研究センターの芦生研究林で行う。この合宿では、芦生研究林内の植生やシカによる下層植生被害の実験区などを視察し、環境評価と人間活動との関係などを考察するとともに、準備したレポートの内容を発表し、受講生全員で議論し、レポートを完成させる。 なお、合宿の具体的な日程(8月13(月)-14日(火)を予定)については、教室でのゼミの時に相談して決定する。 |
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成績評価の方法・観点 | ゼミ及び現地実習への出席と討議への参加状況を重視(60点)し、適宜小レポートと最終レポート(計40点)を課し、評価する。 |
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履修要件 | [予備知識] 特になし |
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教科書・参考書等 | [参考書] 環境意識調査法, 吉岡崇仁編著, (勁草書房), ISBN: ISBN:978-4-326-50326-1 1(人びとの環境意識を環境のシナリオを用いて調査する手法について解説した書籍。) 中国の水環境問題, 中尾正義ほか編著, (勉誠出版), ISBN: ISBN:978-4-585-03212-0 (第3部において日本の環境アセスメントについて解説。) ここにあげた以外の書籍については、授業中に紹介します。 [関連URL] http://www.fserc.kais.kyoto-u.ac.jp/ |