栽培技術論と実習Ⅱ

講義詳細

年度・期
2012年度・前期集中
開講部局名
農学部
使用言語
日本語
教員/講師名
北島 宣(農学研究科 教授)
中崎 鉄也(農学研究科 准教授)
片岡 圭子(農学研究科 助教)
羽生 剛(農学研究科 助教)
桂 圭佑(農学研究科 助教)
齊藤 大樹(農学研究科 助教)
小枝 壮太(農学研究科 助教)

シラバス

開講年度・開講期 2012年度 前期 集中 授業形態 実習
対象学生 農学部 3回生
教員
北島 宣 教授(農学研究科)
中崎 鉄也 准教授(農学研究科)
片岡 圭子 助教(農学研究科)
羽生 剛 助教(農学研究科)
桂 圭佑 助教(農学研究科)
齊藤 大樹 助教(農学研究科)
小枝 壮太 助教(農学研究科)
授業の概要・目的
農作物の生理・生態学的特徴と栽培技術との関係について講義と実習を通して学び、豊かな食の未来を目指した新たな栽培技術の開発や新品種の育成に関する基礎を習得する。

第1日 (午前) ガイダンスを行う.ブドウの収穫・調整に関する講義と実習を行う.
第1日 (午後) 果実成分と美味しさについて概説し,ブドウの食味試験を行う.
第2日 (午前) 栽培学の基礎について講義する.
第2日 (午後) 染色体部分置換系統群の形質調査を行い,遺伝子型×環境相互作用について講義する.
第3日 (午前) イネの設計図(ゲノム)とその部品(遺伝子)について講義する.
第3日 (午後) 突然変異を利用した遺伝子の機能解析とその応用について講義と実習を行う.遺伝子組換え作物の基本的事項について講義する.
第4日 (午前) ラン科植物の生理生態の講義を行い,ランの微細繁殖の実習を行う.
第4日 (午後) コチョウランの順化・植え替えとパフィオペディラムの株分け・植え替えの実習を行う.
第5日 (午前) トマトとキュウリの接ぎ木実習および野菜の作型と育苗方法についての講義を行う.
第5日 (午後) イチゴの促成栽培についての講義および実体顕微鏡下でのイチゴ茎頂部観察を行う.食糧の自給と農業について講義する.テスト・総括を行う.
授業計画と内容
1.イネの本田管理と生育診断(講義1,実習3)
2.ブドウの収穫,選果,果実品質の調査(果粒重,糖度,滴定酸含量の測定),食味試験(講義1,実習3)
3.トマトの接木とイチゴの茎頂観察による花芽分化の判定(講義1,実習3)
4.カーネーションの茎頂培養と培養苗の順化・定植(講義1,実習3)
5.イネの交配と新品種育成技術(講義1,実習3)
6.環境保全型農業技術の開発(講義3)
7.遺伝子組み換え作物(講義2)

[授業スケジュール]
第1日(午前)ガイダンス(全員),ブドウの収穫・調整実習
第1日(午後)ブドウの食味試験,圃場見学とナシの食味試験
第2日(午前)イネの栽培学
第2日(午後)遺伝子型×環境相互作用
第3日(午前)イネをデザインする
第3日(午後)世界を変える遺伝子を見つけよう,遺伝子組換え作物
第4日(午前)ランについて
第4日(午後)ランの植え替え
第5日(午前)接ぎ木繁殖
第5日(午後)イチゴ茎頂の観察,食糧の自給と農業,テスト・総括
(上記は,2011年度における講義・実習のタイトル)

[各回の授業体制]
講義は,1ないし2名の担当教官が担当する.実習には,数名の技術職員が指導者として加わる.
成績評価の方法・観点
出席率とレポートの結果により評価する.

教科書・参考書等
[教科書]
使用しない
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