資源生物科学基礎実験

講義詳細

年度
2011年度
開講部局名
農学部
使用言語
日本語
教員/講師名
農学研究科資源生物学科教員
備考
この科目は,3回生対象科目{資源生物科学実験及び実験法Ⅰ・Ⅱ}の予備知識として履修すること。 ※ オフィスアワー実施の有無は,KULASISで確認して下さい

シラバス

開講年度・開講期 2011年度 後期 授業形態 実験
対象学生 2回生 曜時限 金3, 4
教員
農学研究科資源生物学科教員

授業の概要・目的
実験を安全に行うための基礎知識、実験装置や実験器具の正しい使い方、レポートの作成方法などを学び、緩衝液の作成など簡単な実験を行う。

第1章 資源生物科学基礎実験を行うにあたって
第1節 全体の構成及び実験室
第2節 安全面での注意

第2章 レポートの書き方
第1節 レポートの構成
第2節 データ処理
第3節 図表の書き方

第3章 測る
第1節 重量・容量の測定
第2節 溶液のpHと濃度
第3節 溶液 (緩衝液) の作製

第4章 拡大して観察する (顕微鏡の使い方)
第1節 ルーペと実体顕微鏡
第2節 顕微鏡の使い方
第3節 (附節) 顕微鏡の構造と調整方法

第5章 分離操作
第1節 遠心分離
第2節 クロマトグラフィー
第3節 電気泳動

第6章 無菌操作の理論と実際
第1節 無菌操作に関する基礎知識
第2節 細菌(大腸菌など)の培養に関する基礎知識
第3節 LB寒天平板培地の調製
第4節 LB寒天平板培地への大腸菌液の塗抹と培養

第7章 附属施設・関連施設について
授業計画と内容
以下の項目について、各1項目あたり1~3週の授業をする予定である。
1.資源生物科学実験を行うにあたって
  実験室・実験設備の概要、安全教育(薬品の危険性、ケガ・火傷・火災への対応、廃液処理施設見学)、実験を行う際の心構え(服装、実験中の態度、整理整頓、洗浄、動物実験に関する倫理規定等)
2.測る
  重量・容量の測定方法、溶液のpHと濃度、溶液(緩衝液)の作製
3.顕微鏡の使い方
  ルーペと実体顕微鏡、顕微鏡の操作法
4.分離操作
  遠心分離、クロマトグラフィー、電気泳動
5.大腸菌を育てる
  無菌操作、大腸菌の培養
6.レポートの書き方
  レポートの構成、データ処理、図表の書き方
7.附属施設について
  大学院農学研究科附属農場、大学院農学研究科附属牧場、フィールド科学教育研究センター舞鶴水産実験所、フィールド科学教育研究センター紀伊大島実験所
成績評価の方法・観点
出欠および毎回提出するレポートによって評価する。

教科書・参考書等
[教科書]
資源生物科学基礎実験書を配布する。

[参考書等]
特になし。
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