12 - 経済史2(国際政治経済学 : 理論・歴史・政策), 2017
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経済史2(国際政治経済学:理論・歴史・政策)坂出 健 京都大学大学院経済学研究科 法経第五教室 講義映像 |
授業の概要・目的
近現代(資本主義の成立とその後の変化~第二次大戦後に至るまで)の欧米及び日本を中心とする世界史を対象とし、経済の視点から国際関係の歴史的変化について考察する。
基本的な分析視角は、「グローバル化」と「資本主義の変容」である。近年、世界経済は著しくグローバル化(資本・労働、貿易・直接投資・間接投資など国境を越えた経済活動の促進)しているが、それは近代以降、漸進的に進展していたといえる。イギリスで誕生した資本主義的経済システムは、ヨーロッパ、そして地球上の各地域に波及した。各国における資本主義の成立・発展過程では経済成長が実現されたが、その一方で各国間の不均等発展や経済摩擦が発生する。それは、世界大恐慌や2つの世界大戦を引き起こす要因ともなった。こうした諸問題を解決・調整する仕組みが、歴史的にどのように形成されたのか、この講義を通じて考察する。
Copyright 2012,
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引用/出所元.
ogata. (2017年10月26日). 経済史2(国際政治経済学 : 理論・歴史・政策). Retrieved 2021年01月17日, from 京都大学OCW Web site: https://ocw.kyoto-u.ac.jp/ja/05-faculty-of-economics-jp/12.