言語教育政策論

Politique linguistique et enseignement des langues au Canada Claude Germain (Univ. du Québec á Montréal)、翻訳:西山 教行

講義詳細

年度・期
2012年度・前期
開講部局名
総合人間学部
使用言語
日本語
教員/講師名
西山 教行(人間・環境学研究科)
Claude Germain(Univ. du Québec á Montréal)

シラバス

開講年度・開講期 2012年度 前期 授業形態 講義
対象学生 2-4回生 曜時限 水4
教員
西山 教行(人間・環境学研究科)
授業の概要・目的
外国語学習・教育を規定し,またそれに影響を及ぼす社会文化的文脈とは何か,そのような文脈において言語教育を決定する意思としての言語政策とは何か,などの課題を中心に討究し,異文化間理解,言語政策,社会言語学などの視座を総合的に理解する。具体的には,ヨーロッパの言語教育政策を中心にして,言語政策研究の手法と課題を考究する。
授業計画と内容
次のような項目に従って講義を行う。

第1回 4月8日 ガイダンス
第2回 4月15日 言語政策とは何か,コーパスとステータス
第3回 4月22日 欧州連合(EU)の言語政策(1)リングア計画からレオナルド,ソクラテス計画まで
第4回 5月13日 欧州連合(EU)の言語政策(2)21世紀における多言語主義の展開
第5回 5月20日 欧州評議会の言語政策1(創設から1975年まで)
第6回 5月27日 欧州評議会の言語政策2(1975年から現在まで)
第7回 6月3日 「ヨーロッパ言語教育政策ガイド」について,第1章
第8回 6月10日 「ヨーロッパ言語教育政策ガイド」について,第2章
第9回 6月17日 「ヨーロッパ言語教育政策ガイド」について,第3章
第10回 6月24日 「ヨーロッパ言語教育政策ガイド」について,第4章
第11回 7月1日 「ヨーロッパ言語教育政策ガイド」について,第5章
第12回 7月8日 「ヨーロッパ言語教育政策ガイド」について,第6章
第13回 7月15日 フランス植民地帝国におけるフランス語普及について
成績評価の方法・観点
各回のまとめ,質問,出席,レポートによる総合評価を行う。
履修要件
ヨーロッパ統合の歴史についてその概要を把握していることが望ましい。
教科書・参考書等
言語政策とは何か, カルヴェ, (白水社,文庫クセジュ)
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