経済安全保障論
JA | EN
Numbering Code |
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Term | 2020/Second semester |
Number of Credits | 2 credits |
Course Type | lecture and seminar |
Target Year | 1st & 2nd year students |
Target Student | Graduate |
Language | Japanese |
Day/Period | Tue.3 |
Instructor(s) |
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Outline and Purpose of the Course | 20世紀から21世紀にかけての「覇権」を担う産業(安全保障関連先端産業・ 防衛産業基盤)をめぐる覇権国・新興大国の国際産業政策関係を学びます。20世紀においては、核不拡散レジームの基盤である航空機産業・原子力産業をめぐる米・英・大陸欧州の関係、21世紀においてはサイバー・セキュリティの基盤である通信機器・宇宙産業をめぐる米中関係を検討します。後者においては、とくにハイテク産業をめぐる米中摩擦を検討します。 |
Course Goals | 国際公共財として「覇権」の概念を学び、国際関係においてハイテク産業摩擦がもつインプリケーションを習得します。 |
Schedule and Contents | 1 イントロダクション 2 戦後イギリス航空機産業と帝国再建 3 アメリカ航空機産業のジェット化をめぐる米英機体・エンジン部門間生産提携 4 スエズ危機後における帝国再建策とイギリス航空機産業合理化 5 英国海外航空経営危機とフライ・ブリティッシュ政策の終焉 6 イギリス主力軍用機開発中止をめぐる米英機体・エンジン生産提携の成立 7 帝国からの撤退期におけるイギリス軍用機国際共同開発の特質 8 ワイドボディ旅客機開発をめぐる米英航空機生産提携の展開 9 ロールズロイス者・ロッキード社救済をめぐる英米関係 10 核不拡散レジームと軍事産業基盤-1966年NATO危機 11 米中ハイテク摩擦①中国製造2025とハイテク摩擦 12 米中ハイテク摩擦②5G摩擦 13 米中ハイテク摩擦③宇宙開発競争 14 バードン・シェアリング 15 フィードバック |
Grading Policy | 定期試験(筆記:30%)、レポート(40%)、平常点評価(30%)にて成績評価を行う。 |
Prerequisites | 前期「国際経済関係論」の単位を取得していること。 |
Preparation and Review | 事前に教科書・配布資料を読んでおくこと。 |
Textbook |
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Reference(s) |
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