Special study course II(Earth & Planetary Sciences) T12

Numbering Code U-SCI00 45501 GJ58 Year/Term 2021 ・ Year-round
Number of Credits 12 Course Type graduation research
Target Year 4th year students or above Target Student
Language Japanese Day/Period
Instructor name KAWAKAMI TETSUO (Graduate School of Science Associate Professor)
Outline and Purpose of the Course 地球を構成する岩石を対象に、地質学的・物質科学的・地球化学的見地からの研究を実施し、個々の岩石に記録された形成過程を明らかにする。それらのデータに基づき、固体地球内部の物理化学プロセス、地殻・マントルの進化、地殻深部プロセスなどを解読・解明することを目的とする。
 
Course Goals 個々の研究テーマに対する必要性に応じ、以下の岩石学の基本的な研究手法のうち、いくつかの基礎を体得・修得する。
・野外地質調査法
・岩石薄片の作成と偏光顕微鏡による岩石組織観察法
・X線マイクロアナライザー(EPMA)、Raman分光法、蛍光X線分析装置、マイクロサーモメトリー法などを用いた分析手法

上記の研究手法を用いて得られたデータに対し、相平衡論を中心とした理論的な解析手法を適用し、考察する。研究成果は、講座内のゼミや教室内の公聴会で口頭発表するとともに、卒業論文として提出する。
Schedule and Contents 研究対象は日本を含む世界各地の変成岩・上部マントル物質・深成岩・火山岩など多岐にわたるが、学生諸君の興味に応じて相談して決める。
 日本国内を研究対象とする場合は、野外調査を実施することを推奨する。世界各地の岩石試料を研究する場合は、研究室保有試料の記載と分析が主な研究手法となる。
 最近の課題研究では、日本の領家帯、三波川帯、海外では南極、ネパール・ヒマラヤ、スカンジナビア半島などの試料を研究している。また、最近の研究テーマは以下のとおりである。 
1. 中・下部地殻~マントル上部を構成する岩石の温度-圧力-変形-時間(P-T-D-t)履歴解析に基づいて、プレート収斂境界におけるテクトニックプロセスを明らかにする研究
2. 「流体包有物」や「含水珪酸塩鉱物」を用いた地下深部での流体活動の実態解明を目指す研究
3. プレート収斂境界における深部地殻の部分溶融と花崗岩質マグマの形成過程に関する研究
4. 沈み込み帯・大陸衝突帯における物質循環、変成帯の構造や上昇プロセス、造山作用、大陸地殻の形成と進化に関する研究
Course Requirements 課題演習E1・E2、地球惑星物質科学基礎論、地球惑星史基礎論、地質科学内部プロセス基礎論、地質科学表層プロセス基礎論、岩石学、岩石学実験、地質科学野外巡検IA・IB、鉱物学、鉱物科学実験、地球テクトニクス実習Iなどを履修していることが望ましい。
Study outside of Class (preparation and review) 研究対象を決定した際には、当該研究に関する文献(英語論文を含む)のレビューを求める。野外調査においては3回生までに学んだ地球惑星科学に関する多様な知識が活かされる。
Textbooks Textbooks/References 資料は適宜指示する。
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