地域医療薬学【H30以降入学者用】

Numbering Code U-PHA00 3C317 LJ86 Year/Term 2021 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year 2nd & 3rd year students Target Student
Language Japanese Day/Period Thu.1
Instructor name TSUDA MASAHIRO (Graduate School of Pharmaceutical Sciences Senior Lecturer)
SO KANAKO (Graduate School of Pharmaceutical Sciences Assistant Professor)
Suzuki Tadashi (Part-time Lecturer)
Nakagawa Naoto (Part-time Lecturer)
Outline and Purpose of the Course 現在、医療現場では超高齢社会を迎え在宅医療などの必要性が増している。また、医薬分業の進展により薬剤師の職能は様々に変化している。本授業では、地域医療における薬剤師の役割を学ぶとともに、在宅医療、学校薬剤師、災害時医療など現在の薬剤師に求められている活動について学ぶ。さらに、チーム医療やプライマリケア、セルフメディケーションについてグループ討議を通して自らが主体的に考え意見を述べる能力を養う。これらの活動を通して、医療の担い手として地域医療に参画し地域で活躍できる薬剤師に求められる基本的知識とそれらを活用するための基本的態度を修得する。
Course Goals 1.地域の保健、医療、福祉について現状と課題を認識するとともに、その質を向上させるための薬局及び薬剤師の役割とその意義を理解する。
2.在宅医療・介護の必要性を認識し、在宅医療・介護の仕組みと薬剤師の役割について理解する。
3.地域保健における薬剤師の活動に関心を持ち、公衆衛生の向上に貢献する使命感を身につける。
4.生活習慣病、職業病などについて現状とその予防に関する基本的事項を説明できる。
5.災害時における医療の課題を認識するとともに、災害時医療における薬局及び薬剤師の役割を理解する。
6.要指導医薬品・一般用医薬品及びセルフメディケーションに関する基本的知識を修得し、これらを適切に活用する基本的技能、態度を身につける。
7.自身および他者の意見を論理的に整理・統合し、プレゼンテーションする能力を身につける。
Schedule and Contents 1.地域における薬局と薬剤師(1):医薬分業の意義と動向、地域における薬局の機能
2.地域における薬局と薬剤師(2):地域包括ケアの理念、在宅医療・居宅介護の概要
3.在宅医療・介護への参画(1):在宅医療・介護の目的、仕組み、支援内容
4.在宅医療・介護への参画(2):在宅医療・介護を受ける患者の特色と背景、利用可能な社会資源(ソーシャルワーカー、老人ホーム、デイサービス等)
5.在宅医療・介護への参画(3):在宅医療・介護における薬剤師の役割
6.地域保健への参画(1):薬物乱用の現状と薬剤師にできること
7.地域保健への参画(2):地域における代表的活動(自殺防止、感染予防、アンチドーピング)、学校薬剤師、スポーツファーマシストの役割
8.前半のまとめ
9.災害時医療:災害時における薬局および薬剤師の役割
10.疾病予防への参画:疾病予防への方策(1~3次予防、健康増進政策等)、生活習慣と疾病の関わり、母子保健(新生児マススクリーニング、母子感染と予防対策)、労働衛生
11.地域におけるチーム医療(1):地域の保健、医療、福祉に関わる職種とその連携体制およびその意義
12.地域におけるチーム医療(2):地域における医療機関と薬局薬剤師の連携、地域から求められる医療提供施設、福祉施設及び行政との連携(討議)
13.セルフメディケーション(1):プライマリケア、セルフメディケーションの重要性および代表的疾患・症候に使用する要指導医薬品・一般用医薬品(討議)
14.セルフメディケーション(2):代表的な症候を示す来局者に関する適切な情報収集、疾患の推測および受診勧奨を含む適切な対応、代表的な症候に対する薬局製剤、要指導医薬品、一般用医薬品の取り扱いと説明(討議、ロールプレイ)
15.全体のまとめ
Evaluation Methods and Policy 平常点(授業への出席およびその態度、20点)、課題レポート(30点)、定期試験(50点)により評価する。授業態度とは、討論や討議への参加の程度、意見の斬新さや説得力によって評価する。課題レポートでは、課題に対する理解度、文章の表現力や論理性によって評価する。定期試験では、在宅医療や災害時における薬剤師の役割、地域における薬剤師の代表的活動の意義、地域医療に関する諸問題や解決策に関して薬剤師としてどのように関わるか等について論述できるかが問われる。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 授業内容の理解を深めるために、事前に配布される資料等を読んでくること。また、適宜、授業内容に関するレポートが課され、これに基づいて成績評価がなされるので注意すること。
Textbooks Textbooks/References 授業中にプリントを配布する。
References, etc. スタンダード薬学シリーズⅡ-1 「薬学総論Ⅱ 薬学と社会」, 日本薬学会 編, (東京化学同人)
Courses delivered by Instructors with Practical Work Experience 分類:

A course with practical content delivered by instructors with practical work experience

Details of Instructors’ Practical Work Experience:

該当教員:津田真弘、実務経験:京都大学医学部附属病院(薬剤師)
該当教員:宗可奈子、実務経験:京都大学医学部附属病院(薬剤師)

Details of Practical Classes Delivered:

薬剤師としての勤務経験を活かし、地域医療における薬剤師の役割に関する講義・演習などを行う。
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