感染防御学1

Numbering Code U-PHA00 3A216 LJ86 Year/Term 2021 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year 3rd year students or above Target Student
Language Japanese Day/Period Wed.1
Instructor name KOYANAGI YOSHIO (Institute for Frontier Life and Medical Sciences Professor)
IKUTA KOUICHI (Institute for Frontier Life and Medical Sciences Professor)
ITO TAKAHIRO (Institute for Frontier Life and Medical Sciences Professor)
HASHIGUCHI TAKAO (Institute for Frontier Life and Medical Sciences Professor)
FURUSE YUKI (Institute for Frontier Life and Medical Sciences Program-Specific Assistant Professor)
Cui Guangwei (Institute for Frontier Life and Medical Sciences Assistant Professor)
Outline and Purpose of the Course 本講義では感染に関わる病原微生物とそれに対する生体の防御反応について、細菌学、ウイルス学、免疫学の講義を行う。細菌学として、(1) 細菌の分類と構造、(2) 細菌の生理と代謝、(3) 細菌の遺伝学、(4) 細菌と感染・疾患、(5) 抗菌薬・抗生物質について講述する。さらに、ウイルス学として、(1) ウイルスの性状・分類・構造、(2) ウイルスの複製と病原性の機序、(3) ウイルス感染症の疫学について講述する。免疫学として、(1) 免疫系の構成要素と役割、(2) 自然免疫応答、(3) 抗体の構造とB細胞の多様性、(4) T細胞による抗原の認識、(5) リンパ球の分化、(6) 適応免疫応答について講述する。微生物の分類、構造、生活環などに関する基本的事項、ヒトと微生物の関わりにおける生体防御反応に関する知識ならびにそれに関する考察力の修得を目的とする。
Course Goals 1. 細菌の分類、性質、構造、増殖機構について説明できる。
2. 細菌の同化作用、代謝調節、適応について概説できる。
3. 細菌の遺伝子伝達について説明できる。
4. 殺菌、静菌の概念および滅菌法、感染の成立や毒素、代表的な病原細菌について説明できる。
5. 抗菌薬・抗生物質の作用機構および薬剤耐性菌や薬剤耐性化機構について概説できる。
6. ウイルスの性状、分類、構造、遺伝子複製について説明できる。
7. 個体へのウイルスや寄生虫の感染成立過程と発症プロセスとパターンを概説できる。
8. ウイルス感染症の疫学について説明できる。
9. 抗ウイルス薬の化学的性状と作用機序を説明できる。
10. 免疫系の構成細胞とその機能を説明できる。
11. 病原微生物に対する自然免疫応答について説明できる。
12. 抗原受容体の構造と多様性ならびに抗原認識について説明できる。
13. リンパ球の分化について説明できる。
14. 病原微生物に対する適応免疫応答について説明できる。
Schedule and Contents 1. 細菌の分類・構造           伊藤
2. 細菌の生理・代謝           伊藤
3. 細菌と感染・疾病           伊藤
4. 抗菌薬・抗生物質           伊藤
5. 細菌の遺伝学              垣内(岡山大)
6. ウイルスの性状・分類・構造      橋口
7. ウイルス増殖と病原性の機序      小柳
8. ウイルス感染症の疫学        古瀬
9. ウイルス遺伝学            小柳
10. 抗ウイルス薬の化学的性状と作用機序 橋口
11. 免疫学序論、免疫系の構成要素と生体防御における役割、自然免疫(感染に対する即時応答) 生田
12. 自然免疫(感染に対する誘導応答)、抗体の構造とB細胞の多様性 生田
13. T細胞による抗原の認識            生田
14. B細胞の分化、T細胞の分化         生田
15. T細胞を介する免疫、B細胞と抗体による免疫 崔
Evaluation Methods and Policy 定期試験(細菌学、ウイルス学、免疫学)(90%)、その他、平常点(小試験等)(10%)を考慮して総合評価する。定期試験では、1~14の各到達目標について80%以上の内容を論述できるか、微生物学や免疫学の諸問題や解決策に対して解説することができるかが問われる。到達目標に関わるキーワードの説明は各授業で解説する。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 講義ノートと配布資料を活用した復習により、講義内容のより深い理解と知識の定着を図ること。
References, etc. 図解 微生物学・感染症・化学療法(改訂2版), 藤井暢弘、山本友子, (南山堂)
医科ウイルス学(改訂第3版), 高田賢藏 編, (南江堂)
医科細菌学(改訂第4版), 笹川千尋、林哲也, (南江堂)
エッセンシャル免疫学(改訂第3版), Peter Parham 著(笹月健彦監訳), (ディカル・サイエンス・インターナショナル社)
Janeway’s 免疫生物学(原著第9版), Kenneth Murphyら著(笹月健彦ら監訳), (南江堂)
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