医療実務事前学習

Numbering Code U-PHA12 4B354 PJ86 Year/Term 2021 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type Practical training
Target Year 4th year students or above Target Student
Language Japanese Day/Period
Instructor name TAKAKURA YOSHINOBU (Graduate School of Pharmaceutical Sciences Professor)
YAMASHITA FUMIYOSHI (Graduate School of Pharmaceutical Sciences Professor)
TSUDA MASAHIRO (Graduate School of Pharmaceutical Sciences Senior Lecturer)
SO KANAKO (Graduate School of Pharmaceutical Sciences Assistant Professor)
Instructors of Graduate School of Pharmaceutical Sciences (Graduate School of Pharmaceutical Sciences)
Instructors and pharmacists at Department of Pharmacy, Kyoto University Hospital (Part-time Lecturer)
  (Graduate School of Pharmaceutical Sciences)
Outline and Purpose of the Course 5年次に医療現場で実施される実務実習は、実際の処方箋に基づき調剤や注射薬調製を行い、患者さんや医療スタッフとも接する参加・体験型実習である。本授業では、実務実習をより効果的に実施するために、また、卒業後、薬剤師として臨床現場で活躍するために、大学内で実務実習に先立って、調剤及び製剤、服薬指導などの基本的知識、技能、態度を修得する。
Course Goals 1.薬剤師として臨床現場で必要な心構えと薬学的管理の基本的な流れを把握する。
2.基本的な調剤業務(処方監査、計数調剤、計量調剤、疑義照会、調剤薬監査)を身につける。
3.注射薬調製の基本的な無菌操作を実施できる。
4.薬物療法上必要な患者情報を収集できる。
5.代表的な医薬品の服薬指導を実施できる。
Schedule and Contents ユニット(1)事前学習を始めるにあたって(講義)
  1.病院・薬局における薬剤師業務全体の流れ、薬学的管理の重要性
  2.医療機関における処方オーダリング、電子カルテと基本的記載事項
  3.患者・来局者応対と服薬指導および患者教育
  4.医薬品の供給と管理
  5.医薬品情報の収集と活用
  6.感染予防と対策における基本的考え方とその方法
ユニット(2)処方箋と調剤(講義・演習・実習)
  1.処方箋、薬袋、薬札(ラベル)の様式と必要記載事項、記載方法
  2.処方箋に従った計数調剤・計量調剤と調剤薬監査
ユニット(3)疑義照会・持参薬チェック(講義・演習・実習)
  1.注意が必要な代表的な医薬品の禁忌、用法・用量、相互作用、配合変化
  2.処方箋の監査と不適切処方の指摘および疑義照会の実施(ロールプレイ)
  3.入院患者が持参する薬剤の確認
ユニット(4)注射薬の調製(講義・演習・実習)
  1.注射薬・輸液の種類、投与方法、無菌操作の意義
  2.無菌操作の実践(手洗い、手袋・ガウンの着用、クリーンベンチを使用した注射薬混合)
ユニット(5)リスクマネジメント、医療安全(講義・演習)
  1.ハイリスク医薬品の特徴と注意点
  2.医薬品が関わる代表的な医療事故の原因と防止策
  3.医療安全総論、医療者―患者間/医療者間のコミュニケーションエラー
  4.薬剤誤投与事例についてのRCA(Root Cause Analysis=根本原因分析法)を用いた多職種グループ・ディスカッション
  ※3,4については、医学部医学科・人間健康科学科との合同授業とし、医学部生と混成グループを作り討議する。
ユニット(6)服薬指導(講義・演習・実習)
  1.使用上の説明が必要な製剤の取り扱い方法
  2.注意が必要な患者(妊婦、小児、高齢者、肝・腎障害)への対応
  3.患者情報の収集と服薬指導(ロールプレイ・吸入指導)
  4.薬物療法上の問題点と薬学的管理の立案
ユニット(7)実務実習に向けて(事前学習まとめ)(講義)
  1.臨床における心構え(倫理規範や個人情報保護、守秘義務)
  2.医療機関・地域におけるチーム医療と薬剤師の役割
ユニット(8)臨床体験(講義・演習・実習)
  1.一次救命講習
  2.フィジカルアセスメント
Evaluation Methods and Policy 平常点(授業への出席およびその態度、50点)、演習・実習を含むユニット中に実施する実地試験(40点)、課題レポート(10点)で評価する。授業態度とは、演習・実習への積極的な参加や作成したプロダクトの完成度によって評価する。実地試験では調剤、無菌操作、コミュニケーションスキルの習熟度を評価する。課題レポートでは、演習内容や課題に対する理解度、文章の表現力や論理性によって評価する。
別途提示するルーブリックを用いての評価も行う。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 本講義と関連する講義で習得した薬物治療に関する内容を復習し、処方監査や疑義照会、服薬指導にその知識を活用すること。授業内で配付するプリントや参考書等を活用し、知識の定着をはかること。
Textbooks Textbooks/References 医療実務事前学習 実習書
その他、授業中にプリントを配付します。
References, etc. スタンダード薬学シリーズⅡ-1 「薬学総論Ⅰ 薬剤師としての基本事項」, 「薬学総論Ⅱ 薬学と社会」, 日本薬学会 編, (東京化学同人)
スタンダード薬学シリーズⅡ-7 「臨床薬学Ⅰ 臨床薬学の基礎および処方箋に基づく調剤」, 「臨床薬学Ⅱ 薬物療法の実践」, 「臨床薬学Ⅲ チーム医療および地域の保健・医療・福祉への参画」, 日本薬学会 編, (東京化学同人)
実務実習事前学習のための調剤学, , (廣川書店)
薬学実習生のための病院・薬局実習の手引き, , (じほう)
調剤指針, , (薬事日報社)
治療薬マニュアル, , (医学書院)
Courses delivered by Instructors with Practical Work Experience 分類:

A course with practical content delivered by instructors with practical work experience

Details of Instructors’ Practical Work Experience:

該当教員:津田真弘、実務経験:京都大学医学部附属病院(薬剤師)
該当教員:宗可奈子、実務経験:京都大学医学部附属病院(薬剤師)
 

Details of Practical Classes Delivered:

薬剤師としての勤務経験を活かし、次年度に実施される参加体験型の薬学実務実習に向けて必要な基本的な知識、技能、態度の修得を目指す臨床準備教育を担当する。
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