6931004 European History

Numbering Code U-LET26 36931 LJ36 Year/Term 2021 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type special lecture
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Mon.5
Instructor name ISHII KAE (Part-time Lecturer)
Outline and Purpose of the Course 「男性」に注目し、かつ男女双方のジェンダーを統合する問題構成を持つ男性史の展開は、女性学・男性学の展開、社会史・女性史・ジェンダー史の展開とも並行して1990年代に欧米で本格化する。その後、コンネルが提示した「男らしさ」の複数性という見方や、ブルデューのハビトゥス概念を援用ないし批判する様々なテーマや地域・時代を対象にした実証研究が蓄積されている。本講義では、以上の展開をおさえた後、近現代ヨーロッパの「男らしさ」の核心をなす「名誉」・「闘い」・「暴力」(また、これらを支える「身体」)というテーマに主に着目し、ドイツ及び隣接する国々の現代史で「男らしさ」が果たした役割と帰結について考察したい。
Course Goals (1)「男らしさ」という概念と男性史の持つ意義を女性史・ジェンダー史と関連付けて理解する。
(2)ドイツ及び隣接する国々の現代史、特に「名誉」・「闘い」・「暴力」が全面化する戦争のメカニズムを、「男らしさ」という概念を軸に、かつ具体的な文字・図像史料を読み解くことを通じて理解する。
(3)近現代ヨーロッパの「男らしさ」の役割を理解することを通じて、現代社会のその他の個別の問題と、その背後に潜むジェンダー化された構造を探り当てる手がかりとする。
Schedule and Contents 各1~3回で以下のテーマとそれに関連する事項について学びます(全15回)。

1.男らしさと名誉
2.身体の再発見
3.植民地状況における男らしさ
4.戦争と男らしさ
5.戦争とセクシュアリティ
6.戦後の男らしさの行方
Evaluation Methods and Policy 平常点 20点(受講生はほぼ毎回コメントシートを提出)、中間レポート 20点、口頭報告 20点、期末レポート 40点(受講生は授業に関連するテーマの課題に対し、自分で調べた上で批評を書き、提出する)の4点で評価する。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 参考書も含めて,授業中に適宜指示します。
Textbooks Textbooks/References 授業中に配布するレジュメと資料、スクリーンに映す資料に沿って授業を進めます。
References, etc. 男らしさの歴史 Ⅲ 男らしさの危機?― 20-21世紀, A・コルバン/J-J・クルティーヌ/G・ヴィガレロ監修, (藤原書店), ISBN:978-4-86578-131-1, 特に購入する必要はありません。
その他の参考文献については、授業中に適宜指示します。
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