1330002 Japanese Language and Literature

Numbering Code U-LET10 31330 LJ36 Year/Term 2021 ・ Year-round
Number of Credits 4 Course Type special lecture
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Tue.2
Instructor name IKEDA KYOYA (Graduate School of Letters Associate Professor)
Outline and Purpose of the Course  漢文を読むための基礎的な知識を習得し、それらを活用して実際の漢文を読み、その読解力を身につけることを最大の目的とする。最初は漢文とその読み方について概説をし、またテキストとなる『文選』について紹介する。
 その上で、実際の『文選』収録の文章として、李陵「答蘇武書(蘇武に答ふる書=手紙)」を読解する。その際、『文選』に附された唐の李善による注釈もあわせて読むことで、漢文読解における注釈の意義について考えてもらう。
 単純に漢文に興味を持つ人もいるであろうし、李陵については、中島敦「李陵」を読んだことがある人もいるかもしれない。この授業では、原典の読解を通して、色々な読解の可能性を出席者同士で討議することを重視する。そのため様々な興味関心から、多くの学生の参加を期待する。
Course Goals 目標は下記の五点である。
1、漢文を読むための基礎的な知識を習得する。
2、漢文読解における注釈の意義を理解できる。
3、注釈を活用しつつ、自ら出典を調べ、漢文を正確に読める。
4、出典を調べる際に活用する工具書、あたるべきテキストなどを整理できる。
5、自らの読解内容を、根拠を持って他者に提示しつつ議論することで、自らの読解を深める。
Schedule and Contents  最初のうちは講義形式で進め、時にその内容の定着を見る問いを発し、それに出席者に答えてもらう。
 李陵「答蘇武書」を読む段階に入ってからは、毎回の担当者を決め、訳注稿を作成してきてもらい、それについて出席者全員で討議する形式をとる。その際には、担当者以外の出席者の積極的な参画を望む。

1 ガイダンス
2 漢文の読み方:直読、訓読、現代語訳
3 漢文の読み方:典故について
4 漢文の読み方:注釈について
5 漢文の読み方:注疏について
6 漢文の読み方:対句、文体について
7 『文選』について:成立と受容
8 『文選』について:李善注と五臣注
9~30 李陵「答蘇武書」の読解と討議
※フィードバックの方法は授業時に指示する。
Evaluation Methods and Policy 平常点による(教員の発問に対する積極的な回答、訳注稿に基づく発表、その修正稿の提出、自身の予習に基づく討議への参加などを総合的に判断する)。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 基本的には学生が主役であるため、自身の意見を言うためには、相当な予習が必要である。また作成した訳注稿は、後日修正稿を提出してもらう。
Textbooks Textbooks/References テキストはコピーして配布する。
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