6631013 Japanese History

Numbering Code U-LET23 36631 LJ36 Year/Term 2021 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type special lecture
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Wed.2
Instructor name TAKAGI HIROSHI (Institute for Research in Humanities Professor)
Outline and Purpose of the Course 明治維新から現代までの古都奈良・京都について考える。
古都奈良は、明治維新を通じて、「神武創業」の地としての神話的古代と、フェノロサ・岡倉天心によって発見されたギリシャに匹敵する歴史的古代の二重の意味を持つようになる。江戸時代まで田舎であった奈良が、三都・京都に匹敵する古都となり、20世紀には、修学旅行・観光の場となってゆくのは、ひとえに近現代における文化的・歴史的意味づけによるものであった。
古都京都は、平安遷都以来、天皇・朝廷を擁する都(みやこ)であったが、1869年の東京遷都をへて、1880年代には、近代化とともに、歴史都市として、「伝統」「日本文化」を打ち出してゆくこととなる。
二つの古都を比較する中で、日本近代における「伝統」の創造/連続について考えたい。
Course Goals 注のある形式の論文が作成できる。「古都奈良・京都の近代」について、授業とフィールドの両面から、理解を深める。
Schedule and Contents (授業計画と内容)

・古都論の射程
・明治維新と奈良
・フェノロサ・岡倉天心と日本美術史
・帝室奈良博物館・帝室京都博物館
・1900年パリ万国博覧会と奈良
・神話的古代と奈良
・洞部落の移転と天皇制
・明治維新と京都
・東京遷都と天皇制
・1880年代の「旧慣」保存と京都
・1895年、第4回内国勧業博覧会と平安遷都千百年紀念祭
・京都イメージと国風文化
・京都イメージと桃山文化
・古都奈良・京都と観光
・世界史のなかの古都奈良・京都

以上のテーマを授業でとりあげる。内容は変更することがある。フィードバックについては授業中に指示する。
Evaluation Methods and Policy 講義にかかわる自由研究のレポートによる。注のある形式。レポート作成について指導する。授業で指示。平常点も加味する。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 「古都奈良・京都の近代」に関わる巡見を希望者と行う。
Textbooks Textbooks/References プリントを配布する。
References, etc. 近代天皇制と古都, 高木博志, (岩波書店、2006年)
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