6931009 European History

Numbering Code U-LET26 36931 LJ36 Year/Term 2021 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type special lecture
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Mon.2
Instructor name OSHIMIZU YUTAKA (Part-time Lecturer)
Outline and Purpose of the Course  古代ローマの歴史は、現在ではヨーロッパの過去として語られることが多い。しかし、現実のローマ帝国は地中海世界全体を統一し、ヨーロッパだけでなく西アジアや北アフリカの諸地域も支配下においた。経済的に見れば、むしろアジアやアフリカこそローマ帝国の繁栄を支えていたとも言える。しかし、古代ローマの通史において北アフリカが登場するのは、共和政期のポエニ戦争や古代末期のヴァンダル王国の建国程度にとどまり、その印象は薄い。この授業では、ポエニ戦争からイスラームによる北アフリカ征服までを視野に入れて、北アフリカから古代ローマの歴史を見直すことを試みる。「ヨーロッパの過去」に留まらない、古代ローマ世界に対する新しい視点を獲得し、理解することがこの授業の目的となる。
Course Goals ・古代ローマ史に関する基本的な流れを理解し、ローマ帝国支配下における北アフリカ社会の変容について、史料に基づき自分の言葉で説明できるようになる。
Schedule and Contents 第1回 イントロダクション:古代ローマ世界における北アフリカ
第2回 ポエニ戦争とヌミディア王国の形成
第3回 カエサルの見た北アフリカ
第4回 マウレタニア王国とヘレニズム世界
第5回 ローマ植民市カルタゴ
第6回 タキトゥスの見た北アフリカ:タクファリナスの反乱
第7回 北アフリカにおけるローマ皇帝礼拝の展開
第8回 軍隊と都市:ランバエシスとティムガドを例に
第9回 バナサ青銅板に見るローマ支配
第10回 北アフリカの農業
第11回 セプティミウス・セウェルス帝の時代
第12回 「アフリカ的ローマ人」の世界
第13回 北アフリカにおけるキリスト教の展開
第14回 ヴァンダルとビザンツ
第15回 まとめとフィードバック
Evaluation Methods and Policy 最終試験(70点)、授業への参加状況(30点)
・授業で受講生の意見を聞く機会を設けるので、その回答内容により授業への参加状況を判断する。
・最終試験は、授業の進行状況によりレポートに変更される場合があるので、授業での指示に留意すること。
Course Requirements  授業に参加する前提として、高校世界史教科書程度の古代ローマ史の知識は復習しておくことが望ましい。
Study outside of Class (preparation and review) ・初回授業時に授業計画を説明するので、以後、授業前に関連する知識を自分なりに整理しておくこと。
・授業後には、配布資料を基に授業内容を振り返り、そのテーマに関して自分の意見を説明できるようにしておくこと。
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