5502001 Philosophy of Religion A

Numbering Code U-LET07 25502 LJ34 Year/Term 2021 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Mon.1
Instructor name SUGIMURA YASUHIKO (Graduate School of Letters Professor)
Outline and Purpose of the Course 宗教と哲学は、人間存在の根本に関わる問いを共有しながらも、歴史的に緊張をはらんだ複雑な関係を結んできた。その全体を視野に入れて思索しようとする宗教哲学という営みは、多面的な姿ととりながら歴史的に進展し、現代でも大きな思想的可能性を秘めている。この授業では、その今日までの変遷を通時的に追うことによって、宗教哲学という複雑な構成体について、受講者が一通りの見取図を得られるようにすることを目的とする。

Course Goals 宗教と哲学の関係とその変遷を、両者が切れ結ぶ根本の問いにまで遡ってとらえる態度を身につける。それによって、宗教のもつ広大な意味世界への関心を養うとともに、哲学の概念的思考を生きた問題につなげられるようにする。
Schedule and Contents 以下のテーマについて授業を行っていく(細部は変更の可能性あり)。
第1回 宗教と哲学:根本の問いから考える。
第2回 ミュートスからロゴスへ:哲学の誕生
第3回 ソクラテス、プラトン、アリストテレス:哲学における神
第4回 ユダヤ教、キリスト教、イスラム教:啓示と信仰の神
第5回 ヘブライズムとヘレニズムの出会い:キリスト教神学の成立
第6回 中世における神学と哲学:スコラ哲学と神秘主義
第7回 近世形而上学:デカルトと哲学的神学の流れ
第8回 宗教哲学の成立と展開(1):カントとシュライアマハー
第9回 宗教哲学の成立と展開(2):ヘーゲルとキルケゴール
第10回 「神の死」とニヒリズム:ニーチェ
第11回 哲学と宗教の「解体」的反復:ハイデガー
第12回 日本の宗教哲学と仏教的伝統(1):西田幾多郎
第13回 日本の宗教哲学と仏教的伝統(2):九鬼周造
第14回 アウシュヴィッツ以降の宗教哲学:レヴィナス
第15回 フィードバック

*フィードバックの仕方については授業中に説明する。
Evaluation Methods and Policy 期末の定期試験(筆記)による。試験は小論文形式をとり、課題は1か月前に告知する。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 授業でわからなかった点について自分で調べること。それでもわからなかった点については、次の授業で質問すること。
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