6731003 Oriental History

Numbering Code U-LET24 36731 LJ36 Year/Term 2021 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type special lecture
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Mon.4
Instructor name NAKASUNA AKINORI (Graduate School of Letters Professor)
Outline and Purpose of the Course 本授業では、長年インドに滞在した経験を有する史官ディオゴ・デ・コウトの『アジア史十巻書』8,9,10を読解する。本書の記述のほとんどはマラッカより西に割かれている。中国・日本にもポルトガル人は16世紀前半にすでに来航しており、世紀後半のマカオへの定着、長崎を起点とした活動はよく知られていようが、そうした記述は本書にはほとんど見られない。したがって、中国・日本史に関心を有する人には、あまり関心は持てないだろうし、じっさい本書の日本における認知度はきわめて低い。しかし、中国・日本にやってきたポルトガル人があとにしたインド洋世界を知るためには本書の価値はやはり高い、というべきである。
本書の解読を通じて、東アフリカからモルッカ諸島に及ぶポルトガル人と現地勢力の交渉を俯瞰したい。
Course Goals 1、16世紀後半のインド洋世界を俯瞰する視野が得られる。
2、ヨーロッパの歴史記述の型の一つに馴染むことができる。
Schedule and Contents 1、本授業の位置づけ
2、コウトによる『アジア史』シリーズの概観
3、デカダ8その1、ムガルの南進
4、    その2、ペグーとセイロン
5、   その3、デカン情勢
6、    その4、アチェ対マラッカ
7、デカダ9その1、モルッカ諸島
8、    その2、モノモタパ遠征
9、デカダ10その1、フェリペのポルトガル王即位
9     その2、ペルシアとトルコ
10、   その3、紅海、アラビア半島
11、   その4、ムガルとの対峙
12、   その5、ジョホール包囲
13、   その6、セイロン
14、まとめ
15、フィードバック
 
Evaluation Methods and Policy レポートによる評価。レポートはこの授業で紹介する史料ないし研究にもとづいて作成してもらう。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 授業で指示した参考文献を読むことで、授業内容を確認すると同時に疑問点を見つけ出し、次回の受講に備えること。
Textbooks Textbooks/References プリントを配布する。
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