8944005 Media and Culture Studies

Numbering Code U-LET37 38944 SJ36 Year/Term 2021 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Seminar
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Tue.2
Instructor name YAMAMOTO AKIHIRO (Graduate School of Letters Visiting Associate Professor)
Outline and Purpose of the Course 私たちの社会は、多様な方法で過去を記憶し、未来を夢見ている。
過去を記憶し、未来を夢見るという行為を方向付けるものの一つとして、メディア文化を挙げることができる。マスメディアの報道だけでなく、広く共有された映画・マンガ・文学などは、それぞれの時代における集合的〈記憶〉や集合的〈夢〉について、その一端を分析する有効な手がかりになるだろう。
この授業では、まず二回目の授業で講師が特定の映画作品を取り上げてそれを分析してみせる。それを踏まえた上で、三回目以降は、受講生が順番に報告し・議論する。
取り上げるメディア文化は、一回目の授業で決める(以下の授業計画に挙げた作品はあくまで仮のものである)。各自、個人報告をしてもらうが、受講生の数によってはグループ報告に変更することもあり得る。
Course Goals 近現代の日本社会における、戦争(戦場、原爆、空襲)やビックイベント(オリンピックや博覧会)、あるいは日常生活(夢見られた「豊かな生活」)などについて、集合的〈記憶〉と集合的〈夢〉の動態を理解する。
具体的には、歴史学と社会学の先行研究の理解と、文献資料調査を通じて、批判的思考能力を養うとともに、個人報告(グループ報告)を通して、プレゼンテーション能力を高める。加えて、共同討議で発言することで、「質問する力」や「コメントする力」を養う。
Schedule and Contents 1 ガイダンスとテーマ設定、報告順の決定 (1回目)
2 講師による講義 報告のポイント共有 (2回目)
3 受講生による報告と共同討議 
  3~9回目:戦争の〈記憶〉~『青い山脈』(小説・映画)、『二十四の瞳』(小説・映画)、『アメリカンスクール』(小説)、『独立愚連隊』(映画)、『飼育』(小説)、『この世界の片隅で』(マンガ、映画)、復員兵の存在が書き込まれた任侠映画など
  10~11回目:原爆の〈記憶〉~『原爆の子』(手記集と映画)、『黒い雨』(小説と映画)、『この世界の片隅で』(マンガと映画)など
  12~13回目:自己実現の〈夢〉 『魔女の宅急便』(映画)、『千と千尋の神隠し』(映画)、沢木耕太郎『深夜特急』など 
  14~14回目:豊かな生活の〈夢〉 ~『クレヨンしんちゃん モーレツオトナ帝国の逆襲』(映画)と『ALWAYS 三丁目の夕日』(映画)
4 議論の総括(15回目)
  
Evaluation Methods and Policy 平常点と期末のレポート
なお、平常点とは、授業内での個人報告(グループ報告)を指す。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 個人報告(グループ報告)の順番が決まったあとは、担当するメディア文化(映画・マンガ・文学)を分析するだけではなく、その作品が当時の社会でどのように受け止められたのか、作者の来歴・思想を調査してもらう。
そのため、大学図書館での予習が必須である。詳細は授業で指示する。
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