3351002 German Language and Literature

Numbering Code U-LET17 23351 LJ36 Year/Term 2021 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type reading
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Mon.2
Instructor name HAYASHI HIDEYA (Part-time Lecturer)
Outline and Purpose of the Course この授業ではドイツ児童文学の小説『アントン、あるいは価値のない命の時代』(2004年)をドイツ語から日本語に訳することで、ドイツ語の文学テクストを精読する練習します。『アントン』は12歳前後の子どもを対象とした児童文学のテクストであるため、基礎的な文法事項を再度細かくおさらいしていくのに適したテクストだと考えています。

この小説は、ナチス時代に行われた障害者安楽死政策(通称T4作戦)を扱っています。その「価値のない命の時代」には、役に立たないとされた障害者が大勢殺害されました。これは現代日本にとって無縁なことではありません。2016年に発生した相模原障害者施設殺傷事件の犯人は「意思疎通の取れない障害者を生かすのは無駄だ」と主張し、凶行に及びました。『アントン』を読むことで、現代の児童文学でT4作戦を扱う意義とは何か、障害というテーマを文学で扱う意義は何かについても考えるきっかけになればいいと思っています。

Course Goals ドイツ語の文学的テクストを読むための基礎的な読解力を養います。また、児童文学という文学ジャンルや障害という文学モチーフについての理解を深めます。
Schedule and Contents 第1回:導入(テクスト、作者、時代背景、児童文学という文学ジャンルなどについて)
第2回から第14回:テクストを輪読し、日本語の訳文を検討する。
第15回:全体のまとめ、フィードバック

毎回、次の回の予習範囲を指定するので、その箇所を日本語に訳してきてください。
Evaluation Methods and Policy 平常点(予習の有無、授業への積極的参加、ドイツ語読解力が向上したかどうか)によって評価します。
Course Requirements ドイツ語初級の授業を履修済みであること。あるいは同程度のドイツ語力を有すること。
Study outside of Class (preparation and review) 授業は輪読形式で行うので、指定された箇所を必ず日本語訳してくるようにお願いします。なぜそのように訳したのか、細かい文法事項も可能な限り説明できるようにしておいてください。
Textbooks Textbooks/References 授業中にプリント等を配布します。
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