5101001 Philosophy

Numbering Code U-LET01 25101 LJ34 Year/Term 2021 ・ Year-round
Number of Credits 4 Course Type Lecture
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Tue.5
Instructor name DEGUCHI YASUO (Graduate School of Letters Professor)
Outline and Purpose of the Course 西洋哲学は、神との本格的な決別を果たすことで「現代哲学」へと変貌を遂げました。本授業では、西洋近世哲学の一つの完成形態であるカントやヘーゲルの哲学から説き起こし、大きく大陸哲学と分析哲学という二つの流れに沿いながら、19世紀から21世紀初頭にかけての哲学の動向を概観します。また東西思想の交流史に加え、ポスト分析哲学・分析アジア哲学といった近年の新潮流をも視野に入れることで、グローバル化しつつある21世紀の哲学状況を見据えた議論を展開します。
Course Goals 分析哲学や大陸哲学といった個々の学派の内部に閉じ籠ることなく、現代哲学の流れに関する包括的な俯瞰図を得ることができる。また単に西洋哲学にとどまらず、他の思想伝統に対しても開かれた眼を養うことができる。さらに現在進行中の新たな哲学動向に触れることもできる。
Schedule and Contents 前期
1)カント:聖域(サンクチュアリ)に隔離された神
2)ヘーゲル:歴史的二級市民としての神 
3)ショーペンハウワー :「生の領域」の発見
4)フォイエルバッハ:愛と二人称の哲学
5)ニーチェ:現状肯定の実存哲学
6)東西思想交流史
7)ブーバー:「私とあなた」と老荘的コミューン
8) ハイデガー I:現存在と共存在 
9)ハイデガー II:現存在から「黒ノート」へ
10) リオタールのポストモダン
11) 分析哲学とは何か
12)論理学革命
13) フレーゲの哲学
14) ラッセルの確定記述理論
15) まとめ
後期
16) ウィーン学団とカルナップの実証主義
17) クワインのホーリズム
18) 実証主義の崩壊:統計学の哲学
19) 科学的実在論論争:科学の超合理性
20) 心の哲学と「エナクティビズム」
21)真矛盾主義:ポスト矛盾律の哲学へ
22) 現代哲学における「弱い自己」
23) ポスト分析哲学と分析実存主義
24) 分析アジア哲学とは何か
25) 東アジア思想と分析アジア哲学
26)「自己」の分析アジア哲学 I: 行為者性(エージェンシー)の委譲と分配
27) 「自己」の分析アジア哲学 II: 「われわれ」としての自己
28) 「自己」の分析アジア哲学 III: 「われわれ」の倫理と共同体
29)「自己」の分析アジア哲学 IV: 対話としての生
30) 総括
Evaluation Methods and Policy 全授業終了後のレポート(50%)+平常点評価(授業内でのパフォーマンス)(50%)
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 毎回、プリントを配布する。それをもとに復習を行なった上で、次回の授業に参加すること。
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