ILAS Seminar

Numbering Code U-LAS70 10001 SJ50 Year/Term 2021 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type seminar
Target Year Mainly 1st year students Target Student For all majors
Language Japanese Day/Period Wed.5
Instructor name UCHIDA YUKIKO (Kokoro Research Center Professor)
Masataka Nakayama (Kokoro Research Center Program-Specific Assistant Professor)
HATANAKA CHIHIRO (Kokoro Research Center Program-Specific Senior Lecturer)
Outline and Purpose of the Course こころとはなんだろうか?こころはどこにあるのだろうか?こころは個人の内にあるように感じられながらも、実際には他者や社会、文化や時代背景と密接なつながりをもっている。本セミナーでは、臨床・社会・文化心理学的観点から「こころ」のミクロからマクロまでの様相を研究し理解するとはどういうことか、体験的に学ぶ。前半では臨床心理学的観点として狭義の「こころ」として自己を振り返るワークを体験し、それが他者や社会とどのように相互作用しているかについて考えを深める。後半では社会・文化心理学の観点から個の心理プロセスがどのように「文化」や「社会」を生きることによって構築されていくのか、実証的研究の方法論を含めて学ぶ。具体的には比較文化研究のデザインや、実験や調査の行い方、適切な翻訳の方法論、データのまとめ方について体験を通して身につける。また、将来の専門分野で必要となるような統計的な知識、英語での文献購読についても実施する。

Course Goals 臨床心理学・社会心理学・文化心理学分野の基礎を体験的に学ぶことによって、こころについてミクロ的・個別的に捉える視座とマクロ的・俯瞰的に捉える視座の双方を身につける。
Schedule and Contents 本セミナーは畑中(臨床心理学)・内田(社会心理学・文化心理学)、中山(認知科学・文化心理学)の3名が担当し、異なる専門分野の視点を有機的に研究につなげるための議論を行いながら進行する。
第1回 イントロダクション (担当:内田、畑中、中山)
臨床心理学・文化心理学の概要を説明する。授業の進め方と準備・発表の方法を周知する。
第2回~第4回 臨床心理学からこころを理解する(主担当:畑中 副担当:内田、中山)
心理検査を実際に体験し、自身のこころの特性について捉え直し、他者や社会との間にどのような相互作用があるのかについて討論を行う。
第5回~第10回 社会・文化心理学からこころを理解する (主担当:内田 副担当:畑中、中山)
比較文化の実際
・文化比較研究についての文献を講読し、議論をおこなう
・国際比較/地域比較調査あるいはデータの解析等を実施する
第11回~第12回 こころと身体 (主担当:中山 副担当:内田、畑中)
身体とこころの相互作用について、文献学習や討論、体験学習を通して学ぶ。
第13回 現代の課題とこころ (主担当:畑中、中山 副担当:内田)
時代によってこころがどのように変化してきたのかを理解し、現代のこころの課題について考えを深める。
第14回 総括 (担当:内田、畑中、中山)
それまでの授業での体験を振り返り、こころについてのミクロからマクロまでの見方について総合的に議論する。
第15回 フィードバック (担当:内田、畑中、中山)
Evaluation Methods and Policy 演習の積極的な参加(40点)、小レポート(3回、各20点)により評価する。
Course Requirements こころや自己、社会、文化についての関心をもって、上述の演習に積極的に取り組む意欲のある者。国際比較の実際を知るために外国人研究者とコミュニケーションや、受講者同士、教員との討論を行うため、他者と協力しながらコミュニケーションを積極的にとってみようとする心意気が求められる。ただし、決して英語が堪能である必要はない。
Study outside of Class (preparation and review) 授業中に指示する参考書や参考文献を、事前または事後に目を通し、授業内容を確認すること。
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