Introduction to Area Studies: Africa

Numbering Code U-LAS05 20037 LJ31 Year/Term 2021 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year All students Target Student For all majors
Language Japanese Day/Period Fri.2
Instructor name SHIGETA MASAYOSHI (Graduate School of Asian and African Area Studies Professor)
Hirano-Nomoto Misa (Graduate School of Asian and African Area Studies Professor)
KANEKO MORIE (Graduate School of Asian and African Area Studies Associate Professor)
HARADA HIDENORI (Graduate School of Asian and African Area Studies Associate Professor)
KONDO YUKIKO (Graduate School of Asian and African Area Studies Assistant Professor)
Outline and Purpose of the Course この講義では、京都大学がこれまでとりくんできた地域研究のアプローチや基本的な考え方を理解するために、「もの」のサーキュレーション(循環)という着眼点に留意して、アフリカに暮らす人びとが培ってきた在来の知識をとりあげます。ここでとりあげる「もの」は、商品や日用品、廃棄物など有形の「もの」だけではなく、組織や制度、出来事に対する人びとの記憶のような無形の「もの」も含めています。そのような「もの」を循環させる生態学的な環境や社会文化的な状況に、人/ヒトがどのように関わりあってきたかに注目します。

京都大学では、1960年代からアフリカにおける調査研究に着手してきました。そのアプローチや考え方は、諸外国で展開してきた地域研究とは異なり、長期にわたる徹底的なフィールドワークにもとづいて進展してきました。受講者は、この授業を通して、京都大学における地域研究のアプローチや考え方の特性を深く理解するとともに、そのようなアプローチを通じてあきらかになる、アフリカが直面する現代的な課題やそれを乗り越えていく可能性について考察することを目指します。
Course Goals 京都大学におけるアフリカを対象にした地域研究の歴史やその思考の特徴、アプローチの仕方について理解したうえで、「もの」のサーキュレーションに留意しながら、アフリカにおける人と環境との関わりに注目して、アフリカが直面する現代的な課題やそれを乗り越えていく可能性について考察する力を身につけます。
Schedule and Contents 地域研究という研究領域の特徴でもありますが、講義中にとりあげるテーマは、その内容に限らずその学問分野も多岐にわたっているため、毎回主担当教員が講義のファシリテーターをつとめます。基本的に以下の予定で講義をすすめますが、講義の進み具合等に対応して順番を変えることがあります。

第1回 イントロダクション(金子)
第2回  京都大学アフリカ研究の歴史(重田)
第3回 アフリカにおける栽培植物のサーキュレーション(重田)
第4回 アフリカにおけるものつくりのサーキュレーション1(金子)
第5回 アフリカにおけるものつくりのサーキュレーション2(金子)
第6回  記憶のサーキュレーション:暴力をめぐる虐殺後のルワンダを事例に1(近藤)
第7回  記憶のサーキュレーション:暴力をめぐる虐殺後のルワンダを事例に2(近藤)
第8回  水・衛生とサーキュレーション:アジア・アフリカの事例から1(原田)
第9回  水・衛生とサーキュレーション:アジア・アフリカの事例から2(原田)
第10回 水・衛生とサーキュレーション:アジア・アフリカの事例から3(原田)
第11回  貨幣のサーキュレーション:カメルーンと沖縄の事例から1(平野)
第12回  貨幣のサーキュレーション:カメルーンと沖縄の事例から2(平野)
第13回  貨幣のサーキュレーション:カメルーンと沖縄の事例から3(平野)
第14回 貨幣のサーキュレーション4(平野)
第15回 フィードバック(金子)
Evaluation Methods and Policy 期末試験(レポート試験)と平常点(コメントシート、授業への積極的な参加等)によって評価します。配点割合は、期末試験(レポート試験)85、平常点15です。詳細は各講義で説明します。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 授業中にも適宜指示しますが、予習として『アフリカ社会を学ぶ人のために』に掲載されている関連箇所を読むこと、講義後には復習として担当講師が言及した書籍や文献の関連箇所を読むこと。
Textbooks Textbooks/References アフリカ社会を学ぶ人のために, 松田素二(編著), (世界思想社), ISBN:4790716163
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