ILAS Seminar

Numbering Code U-LAS70 10001 SJ50 Year/Term 2021 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type seminar
Target Year 1st year students Target Student For all majors
Language Japanese Day/Period Wed.5
Instructor name Takao Kokubo (Graduate School of Law Professor)
Outline and Purpose of the Course  我が国の社会・経済は,近時急激に変貌し,それに伴う民事・家事紛争は,量的にも質的にも,かつてに比べて格段に変化を来している。身の回りを見渡しても,身近な隣人間の紛争はもとより災害や事故等に基づく深刻な紛争も相次いでいる。また,社会の変動に伴って,家族の在り様にも大きな変化が現れている。このような状況の中で,民事紛争,家事紛争を解決するためにどのような方法・視座が必要なのかが問題となる。本ゼミでは,紛争の基本的な成り立ちや構造を分析し,権利・義務を巡る問題を解決するための基礎的な知識・理解を得ることを通じて,リーガルマインドの養成を目的とする。大きく変動する時代を生き抜くためには法的な素養が必要不可欠である。
Course Goals ・我が国の民事・家事紛争解決のための仕組み,システムの基本を理解する。
・基本的な民事・家事紛争事案を素材として,混沌とした事実関係(紛争当事者の言い分)の中から法的解決に意味のある事実関係を選別する能力を養う。
・基本的な法的思考方法(リーガルマインド)を身につける。
Schedule and Contents 第1回 イントロダクション(セミナーの概要,民事・家事紛争の発生など)
第2回 基本的な法律概念、法律用語の整理 その1
第3回 基本的な法律概念、法律用語の整理 その2
第4回 我が国における民事・家事紛争解決の仕組み その1(全体像,ADRの現状)
第5回 我が国における民事・家事紛争解決の仕組み その2(民事調停)
第6回 我が国における民事・家事紛争解決の仕組み その3(家事調停,審判)
第7回 我が国における民事・家事紛争解決の仕組み その4(裁判(訴訟))
第8回 具体的な民事紛争解決のための法的思考方法 その1(民事法の仕組み)
第9回 具体的な民事紛争解決のための法的思考方法 その2(要件・効果)
第10回 民事紛争の基本的な分析方法 その1(簡単な設例による事案分析)
第11回 民事紛争の基本的な分析方法 その2(簡単な設例による事案分析)
第12回 家事紛争の基本的な分析方法 その1(婚姻,離婚をめぐる諸問題)
第13回 家事紛争の基本的な分析方法 その2(相続をめぐる諸問題)
第14回 現代型紛争とその解決(高齢者をめぐる法的問題)
第15回 フィードバック

 上記の授業内容については,参加者の状況やゼミの進捗状況に応じて,順序を入れ替えたり内容や同一テーマの回数を変更することがある。したがって,必ずしも上記1ないし14の順序に従って進行するものではない。また、フィードバック方法は別途連絡する。
Evaluation Methods and Policy 小レポート(3回、合計90点)並びに授業内での発言や討論への積極的な参加(10点)により評価する。
小レポートについては到達目標の達成度に基づき評価する。
4回以上授業を欠席した場合には,不合格とする。
小レポートは全回提出を必須とする。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 授業に先だって配付するレジュメに記載した資料(教科書等)の関連ページを検討した上で授業にのぞむこと。
Textbooks Textbooks/References レジュメ等を必要な都度配付する。
なお,六法は必須である。ただし,種類が多いので,第1回の授業の中で選択に関するアドバイスをする。
Courses delivered by Instructors with Practical Work Experience 分類:

A course with practical content delivered by instructors with practical work experience

Details of Instructors’ Practical Work Experience:

該当教員:小久保孝雄,実務経験:裁判官約36年

Details of Practical Classes Delivered:

具体的な事例を用いながら,裁判官として裁判事務を担当した経験を踏まえつつセミナーを進行し,法的思考能力の涵養に努めたい。
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