Greek A

Numbering Code U-LAS02 20016 LJ37 Year/Term 2021 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year All students Target Student For all majors
Language Japanese Day/Period Wed.4
Instructor name NISHII SYOU (Part-time Lecturer)
Outline and Purpose of the Course  ここで学ぶギリシア語は、古代地中海世界で連綿と使用され続け、西洋の古典として哲学・史学・文学の分野において極めて重要な作品群を生み出した古代のギリシア語である。

 ギリシア文学史の最盛期たる古典期にあたるのが紀元前5世紀・紀元前4世紀であり、この時期のアテナイを中心としたアッティカ地方で使用されていたギリシア語が、現代に生きる私たちが古代のギリシア語を学ぶ上で第一に規範とするべきものとなる。これをしっかりと身に付けることで、古代地中海世界におけるその他の時期・地域のギリシア語も読むことができるようになるのである。

 古代のギリシア語で書かれたテクストは、代表的なものだけでも、ホメロス、ヘシオドス、ピンダロス、アイスキュロス、ソポクレス、エウリピデス、アリストパネス、ヘロドトス、トゥキュディデス、プラトン、クセノポン、アリストテレス、プルタルコス、ルキアノス、プロティノス、新約聖書、七十人訳聖書など多岐に渡る。ギリシア語を学ぶにあたっては、こういった作家や作品のギリシア語表現を文法的に正確に理解できることが重要となる。

 このギリシア語A・ギリシア語Bでは、1年で一通りギリシア語の文法を学び終えて、辞書と文法書を頼りにギリシア語文献を独力で読めるようになることを目指す。
Course Goals 前期開講のギリシア語Aの到達目標は、ギリシア語の名詞変化・形容詞変化、動詞の直説法の変化について理解し、簡単なギリシア語の短文ならば読めるようになることである。
Schedule and Contents 教科書『ギリシア語入門』を毎回2~3課ずつ進める。
前期では、第33(XXXIII)課まで進む。

1 発音/アクセント・直説法現在・第一変化の女性名詞(第1課~第4課)
2 第一変化の女性名詞・未来(第5課~第7課)
3 第一変化の男性名詞・未完了過去(第8課・第9課)
4 第二変化名詞・第一/第二変化形容詞(第10課・第11課)
5 前置詞・アオリスト(第12課・第13課)
6 現在完了・過去完了・指示代名詞・強意代名詞(第14課・第15課)
7 動詞の人称語尾・encliticのアクセント(第16課~第18課)
8 疑問代名詞・中動態・人称代名詞(第19課~第21課)
9 中動態・再帰代名詞・動詞の第2アオリスト形(第22課~第24課)
10 受動態・第三変化名詞(第25課・第26課)
11 約音動詞・第三変化名詞(第27課~第29課)
12 黙音幹動詞の完了形・第三変化形容詞(第30課・第31課)
13 流音幹動詞・第三変化名詞(第32課・第33課)
14 第1課から第33課までのおさらい
15 定期試験
16 フィードバック(定期試験の解答解説・個別に成績告知)

毎回、各課の練習問題のギリシア語和訳をしてくること。

ギリシア語の発音は、講師の発音をしっかりと聞き取りつつ、各自で何度か練習しておくこと。ギリシア語も語学なので声に出して読めるようにしなければならない。

教科書『ギリシア語入門』は、十分な情報量を備えるが、レイアウト面で見づらい点がある。それを補うものとして、授業では解説の為の資料と、教科書とはまた別の観点からの動詞の変化表を配布する。
Evaluation Methods and Policy 定期試験で評価する。
定期試験を補うものとして小課題を課すかもしれない。
Course Requirements 後期開講のギリシア語Bも受講することが望ましい。
Study outside of Class (preparation and review) 受講生は毎回、習った課の練習問題のギリシア語文を和訳をしてくること。
この際、ギリシア語文の個々の単語の文法的情報、すなわち名詞・形容詞ならば性・数・格、動詞ならば法・時称・態・人称/数を、必ず分かるようにしておくこと。
この文法的情報のメモがし易いように、練習問題の各文の行間を大幅にとったワークノート形式の資料を別途配布する(自分でノートにギリシア語本文を書き写してもよい)。
Textbooks Textbooks/References ギリシア語入門 新装版, 田中美知太郎・松平千秋, (岩波書店、2012年), ISBN:978-4000225892, 1962年初版の『ギリシア語入門 改訂版』と内容・レイアウトは同一なので、そちらを用いてもよい。
References, etc. 古典ギリシア語文典, マルティン・チエシュコ(著)・平山晃司, (白水社、2016年), ISBN:978-4560086964
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