日本語学・日本文学IVB

Numbering Code U-HUM32 24409 LJ38
U-HUM32 24409 LJ36
U-HUM32 24409 LJ37
Year/Term 2021 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year From 2nd to 4th year students Target Student
Language Japanese Day/Period Tue.4
Instructor name OKUNO KUMIKO (Part-time Lecturer)
Outline and Purpose of the Course 本講義では、近代文学と講談本との関わりについて研究する。講談本は、明治後半から昭和にかけて、大衆の娯楽であり、数多く出版されたが、多くは読み捨てられ、文学研究史上も長らく研究対象にされてこなかったが、近年は研究が進みつつある。芥川龍之介、菊池寛ら著名作家も講談本を下敷きに作品を書いており、本講義ではそれらを詳細に研究することで、近代文学作品を育てた豊饒な大地に古典文学や外国文学だけでなく、講談本などの大衆文芸までもが含まれていることを、明らかにし、近代文学研究の視野を広げることを目的とする。
Course Goals ・近代文学研究の基礎を修得する。
・原稿・初出資料や典拠の講談本の研究により、作品をその成り立ちや出典、背景に遡って考究することの重要性を理解する。
・講義を聴き、要点をつかみ、疑問点を整理して問題を発見し、レポート作成を通じて自ら研究し成果をまとめる能力を修得する。
Schedule and Contents 第1回 ガイダンス:授業内容と評価方法等について
第2回 講談本と近代文学
第3回 芥川龍之介「鼠小僧次郎吉」と鼠小僧もの
第4回 芥川龍之介「鼠小僧次郎吉」精読
第5回 芥川龍之介「鼠小僧次郎吉」と「報恩記」
第6回 「報恩記」について・小レポート 
第7回 鼠小僧ものと荒畑寒村の社会講談
第8回 社会講談とは
第9回 荒畑寒村「紀伊国屋文左衛門」(1)
第10回 荒畑寒村「紀伊国屋文左衛門」(2)・小レポート
第11回 菊池寛の戯曲「岩見重太郎」と芥川
第12回 岩見重太郎もの講談本について
第13回 菊池寛「岩見重太郎」精読(1)
第14回 菊池寛「岩見重太郎」精読(2)
第15回 まとめ・小レポート
    
    
Evaluation Methods and Policy 授業への参加姿勢(15点)、小レポート(15点)、期末レポート(70点)により評価する。
5回以上授業を欠席した場合は、単位を認めない。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) ・講義で扱う作品については、事前に文庫本等、または事前配布のプリントで下読みをしておくこと。
・一作品を読み終わるごとに小レポートを課すので、毎回の授業での疑問点などを復習としてまとめておき、小レポートに反映させること。
Textbooks Textbooks/References プリントを配布する。
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