精神看護学高度実践実習III

Numbering Code G-MED22 5M345 PJ94 Year/Term 2021 ・ Year-round
Number of Credits 4 Course Type Practical training
Target Year 1st year master's students Target Student
Language Japanese Day/Period
Instructor name Not fixed
Outline and Purpose of the Course 精神科医療施設を利用する精神疾患患者に対して、ケア提供者自身のかかわりの特性を自覚しながら、ケア(care)とキュア(cure)の融合による質の高い直接的なケアを実践する。実習指導者と教員との密な連携をもとにス―パ―ビジョンを受けながら、患者理解、看護介入、科学的な評価方法を学習し、精神看護専門看護師に必要な高度実践能力を習得する。
Course Goals 1.精神科医療施設を利用する精神疾患患者の精神・身体機能、社会生活機能、QOL、希望やストレングス等について理論やアセスメント指標を用いて、包括的にアセスメントし、看護計画を立案することができる。
2.精神疾患患者に対する精神科診断、臨床検査、治療の実際を理解し、精神科治療の効果・影響をアセスメントすることができる。
3.研究によるエビデンスまたは諸理論をもとに考案された援助技術や評価法を、精神疾患患者と家族を対象として実践に適用できる。
4.患者との相互作用によって見いだされたケア提供者自身の特性を理解し、ケアへの影響について評価することができる。
5.入院中の患者が退院後に必要となる社会資源・社会参加の機会の活用を計画することができる。
6.チーム内で、教育に関する役割を担うことができる。
Schedule and Contents 実習場所:精神看護専門看護師が所属する医療施設(一般財団法人 ハートランドしぎさん)での実習180時間
実習期間:4週間  1回生後期2月~3月  *但し、実習施設との相談により、設定の変更はありうる。
対象:複雑で対応困難な事例2名以上

1.事前学習
・精神看護専門看護師に求められる臨床看護実践能力について精神看護学特論および演習での学びを整理しておく。
・実習到達目標に沿った実習計画書に、自己の課題にもとづくオリジナルな学習視点を実習計画書に追加する。実習記録用紙を事前に作成し、実習指導者や教員の助言をもとに、調整を行う。
2.受け持ち患者への看護実践
"・複雑で対応困難な事例のうち、自身の関心のある課題に基づき患者2名以上を受け持つ。
・チームの多職種と連携しながら、患者を包括的にアセスメントし、ケアプランの立案、実施、評価を行う。
・チームの多職種と連携しながら、個人または集団を対象とした治療的介入の計画、実施、評価を行う。
・患者が退院後に必要となる社会資源・社会参加の機会の活用を検討する。
(・患者が退院した場合は、退院後1か月間、外来・デイケア・訪問看護の機会を通じてフォローアップを行う。)"
3.教育
"・実習病棟のカンファレンスで受け持ち事例の紹介を行う。
・チームのニーズに応じて、受け持ち事例の看護援助の紹介や事例検討会を開催する。あるいは病棟内の看護職のメンタルヘルスに関する教育研修会を開催する。"
4.ケア提供者である看護師自身の特性の理解
"・再構成を用いて、患者-看護師関係と自己洞察を深める。
・看護師の特性が患者の回復過程に及ぼす影響について考察する。"
5.スーパービジョンとカンファレンス
学生は、実習指導者及び指導教員から適宜スーパーバイズを受ける。カンファレンスは、実習の初日と実習最終日、または必要に応じて追加設定し、実習指導者や指導教員を交えて行う。学習内容を振り返り、精神看護専門看護師に求められる臨床判断能力と高度な臨床実践能力について理解を深め、さらに実習到達度および今後の課題について話し合う。
6.実習内容の記録
作成した実習記録用紙に、実習日ごとに学んだ実習内容と考察を整理する。
7.課題レポート
・質の高い直接的なケア実践のために必要なことについて考察する。
8.ケースプレゼンテーション
・学内において、受け持ち事例に関するケースプレゼンテーションを行い、専任教員、大学院生との事例検討を通して、実習体験を深める。
Evaluation Methods and Policy 実習到達度と実習平常点(出席状況、カンファレンスでの発言、実習への取り組み、記録)にて80点、課題レポート(10点)、事例検討(10点)
Course Requirements 高度実践研究者養成プログラム専門看護師課程:精神看護学を専攻している者であること。
Study outside of Class (preparation and review) ・受け持ち患者の病態、治療、看護については文献を読み、最新の知見を理解しておくこと。

・実習計画について、指導教員、実習指導者と主体的に打ち合わせをすること。
・実践した看護に関するレポートは、理論や文献と照らし合わせながら科学的に考察すること。
References, etc. 学生自身で検索し活用する。
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