5131003Philosophy (Special Lectures)

Numbering Code G-LET01 65131 LJ34 Year/Term 2021 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type special lecture
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Tue.3
Instructor name SAKON TAKESHI (Part-time Lecturer)
Outline and Purpose of the Course 時間とはなんだろう。過去や未来は存在するのか。時間は本当に流れるのか---。素朴すぎて一見不可解に思えるこれらの問いを、現代形而上学の見地から徹底的に検討する。すべては現在にあると主張する「現在主義」に対する肯定と否定を通じて、哲学的時間論の最前線へ誘う。ただし、特定の見解へ収斂することよりも、できる限り多様な視座から問題を吟味する、開かれた知性と対話の方法を修得することを本講義の目的とする。
Course Goals 現代時間論の諸問題を理解し、それらに取り組むために必要とされる次のような総合力の涵養を目指す。
(1)論理的思考力:論理の展開を明らかにしながら、問題を理解し対話することができる。
(2)発想力:問題を多面的に検討することにより、新たな問いや考えに気づくことができる。
(3)論証力:一定の探究課題のもと、自分の主張を明確にし、しっかりとした根拠にもとづいて 論述することができる。
Schedule and Contents 第1回 イントロダクション
第2回 マクタガートのパラドクスと現代の哲学的時間論
第3回 真理の基礎づけの問題(1):過去の真理は何に基礎づけられるのか
第4回 真理の基礎づけの問題(2):問題の検討とディスカッション
第5回 相対性理論と絶対的同時性(1):同時性は相対的か
第6回 相対性理論と絶対的同時性(2):問題の検討とディスカッション
第7回 時間の経過(1):ときが流れるとはどういうことか
第8回 時間の経過(2):問題の検討とディスカッション
第9回 時間の非対称性(1):過去と未来はどのように異なるのか
第10回 時間の非対称性(2):問題の検討とディスカッション
第11回 トリビアリティ反論(1):現在主義の主張はトリビアルか
第12回 トリビアリティ反論(2):問題の検討とディスカッション
第13回 経過の速さに関する反論(1):時間はどのくらいのはやさですぎるのか
第14回 経過の速さに関する反論(2):問題の検討とディスカッション
第15回 研究発表
Evaluation Methods and Policy 授業毎の課題(60%)とパフォーマンス(10%)、研究発表(30%)
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 本科目はいわゆる「反転授業」を基本デザインとする。授業に向けて十分な準備を行うこと。(予習には毎回、少なくとも数時間を要する。)
1. 事前にテキストを読む。
2. あらかじめ提示された課題をこなす。
3. それをもとに授業で理解を深め、議論等を行う。
Textbooks Textbooks/References 時間にとって十全なこの世界, 佐金 武, (勁草書房、2015年), ISBN:978-4326102426
授業内容は上記テキストにもとづく。可能なかぎり事前に入手すること。やむをえぬ理由により入手できない場合は、学術論文等の代替文献により対応する。
その他の文献については、授業において適宜指示する。
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