M191012English and American Literature (Special Lectures)

Numbering Code G-LET20 6M191 LJ36 Year/Term 2021 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type special lecture
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Mon.3
Instructor name DEGUCHI NATSUMI (Part-time Lecturer)
Outline and Purpose of the Course  アメリカの詩人アドリエンヌ・リッチ(1929-2012)はハーヴァード大学ラドクリフ・カレッジ在学中の1951年、詩集『世界の変化』A Change of Worldでデビューした。初期作品のスタイルは内容面においても形式面においても抑制的な傾向がみられるが、第3詩集『義理の娘のスナップショット』(Snapshots of a Daughter-in-Law 1963)から、自身の体験を反映したものへと変化をみせる。リッチは60年代から公民権運動や反戦運動、フェミニズム運動に積極的に関わり、アカデミズムの外からメッセージを発し続けた詩人であり、文学史においては力強い声を持つ詩人と位置づけられている。しかし、第4詩集『生きるのに必要なもの』(1966)には、詩人の揺らぎやためらいが垣間見られ、リッチが独自のスタイルを形成するプロセスを示してくれる。本授業では、本詩集を通じて、彼女の作品の受容と詩人像を再考する。
Course Goals  リッチは文学の枠を超え、フェミニズムの批評家・運動家としても重要な人物である。リッチが提示した「強制的異性愛」や「レズビアン連続体」といった概念、 一人称複数“We”をめぐる連帯の限界と可能性をめぐる批判は、今日的問題に接続されるだろう。本授業では、リッチの作品を読むことで、読解力だけではなく、第2波フェミニズム運動の基本的事項を習得する。
 リッチの作品は彼女の思想的な枠組み(もしくは女性というジェンダーやリッチのセクシュアリティ)から論じられる傾向がある。リッチの作品の「詩的さ」というべきものが、このような批評の言説といかに連動し、テキストの意味を産出してきたか考えることで、作品と批評の相互関係についての視座を獲得する。
Schedule and Contents 1.Necessities of Life
2.In the Woods
3.The Corpse-Plant
4.The Trees
5.Like This Together
6.Breakfast in a Bowling Alley in Utica, New York
7.Two Songs
8.The Parting
9.The Stranger
10.After Dark
11.Mourning Picture
12."I Am in Danger--Sir--"
13.Halfway
14.Noon
15.フィードバック
Evaluation Methods and Policy 平常点50%(コメントやディスカッション等)と期末レポート50%で判断する。レポートの内容については授業時に指示する。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 作品を精読したうえで、テーマに関して問題意識を明確にして授業に臨むこと。また、関連する先行研究や関連資料にも目を通しておくこと。
Textbooks Textbooks/References 初回授業でプリントを配布する。
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