5731011Aesthetics and Art History (Special Lectures)

Numbering Code G-LET09 65731 LJ34 Year/Term 2021 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type special lecture
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Tue.3
Instructor name OKADA AKEO (Institute for Research in Humanities Professor)
Outline and Purpose of the Course リズムは音楽の根源である。リズムを欠いた音楽は音楽ではない。しかしリズムは、例えば労働やスポーツや演劇、さらには絵画(例えば印象派における「タッチ」)など、人間のあらゆる活動の基底でもある。この授業ではヨーロッパの音楽ならびに音楽思想を通して、リズムとは何かを問う。


Course Goals 音楽に限ることなく、人間のあらゆる営みを規定するものとしてのリズムにつき、受講者自身が思索を巡らせることを求める。
Schedule and Contents 第一回~第三回:生の哲学のリズム論(ベルグソン、クラーゲス、エルンスト・クルトのリズム哲学を扱う)
第四回~第六回:リズムとビート(パルス)の違い(定量記譜法、小節線の誕生、時計の進歩、そしてニュートン的時間などを参照しつつ、西洋音楽のデジタル性=離散性について考える)
第七~第八回:木村敏の時間論とリズム
第九回~第十回:リオタールの非人間の哲学とリズム
第十一~十二回:レヴィ=ストロースのボレロ論
第十三回~第十五回:「音楽の散文」の概念史(ワーグナーおよびシェーンベルクの著作に即し、スクエアに分節された時間からの音楽の解放の歴史をたどる)
Evaluation Methods and Policy レポートによる。評価は到達目標の達成度に基く。独自の工夫が見られるものについては、高い点を与える。単なる既知情報のまとめではなく、各自の明快な問題意識およびその展開を最重視する。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 授業で扱う音楽についてYoutubeなどで適宜実際に聴くこと
References, etc. 時間と自己, 木村敏, (中公新書)
リズムの哲学ノート, 山崎正和, (中央公論社)
西洋音楽史, 岡田暁生, (中公新書)
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