Public Policy B

Numbering Code P-GOV00 51012 LJ43 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year Recommended to 1st year students Target Student
Language Japanese Day/Period Fri.2
Instructor name OKA TOSHIHIRO (School of Government Professor)
Outline and Purpose of the Course 2021年度に続いて、炭素価格づけ(carbon pricing)政策を経済学で論じる。そこに、経済学の公共政策論の主要テーマがすべて現れる。すなわち、市場の働き、外部性、効率性、衡平、非凸性、静学と動学などの論点がこの問題に関わる。
Course Goals 2022年度も引き続き炭素価格づけが注目を集めるだろう。マスコミ等でこれをめぐる動きが報じられたとき、その意味がわかり、世の中で論じられていることを経済学の観点から評価できるようになること。
Schedule and Contents 1. 市場の効率性(1)
2. 市場の効率性(2)
3. 外部性(1)
4. 外部性(2)
5. 外部性補正政策としての税
6. 規制の費用便益分析
7. 環境税の意味づけの変化
8. 汚染権・排出権の制度
9. 気候変動問題
10. 炭素税の現実
11. EUの排出権取引制度
12. 炭素の社会的費用(SCC: social cost of carbon)
13. 電力市場とエネルギー選択
14. 炭素価格づけに意味はあるか---衡平・長期・動学---
15. フィードバック
Evaluation Methods and Policy 試験によって評価する。
Course Requirements 本講義は、必修科目であり、全員が履修する必要がある。なお、医学研究科社会健康医学系専攻の学生を除き、他研究科の学生の履修・聴講を認めない。
Study outside of Class (preparation and review) 次回分の配布資料を読んでおくこと。
Textbooks Textbooks/References 資料を配布する。
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