Case Study: Issues of Monetary Analysis for Economic Policy
Numbering Code | P-GOV24 66012 SJ43 | Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Seminar | |
Target Year | 1st & 2nd year students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Wed.4 | |
Instructor name | IWASHITA NAOYUKI (School of Government Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course |
現在の金融システムにかかわる課題、特に情報技術の進展が金融機関に与える影響を中心に、受講者自らの設定したテーマに基づく発表とそれに関する討議を行う。 討議は、参加型ワークショップの技法を取り入れ、参加者全員がポストイットに意見や提案を書いて説明し、その結果共有された解決すべき課題について更に議論を深める「熟議」と呼ばれる手法を用いて行う。 |
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Course Goals | 参加者の報告と討議(熟議)を通じ、情報技術の進展する未来における様々な課題について検討するために必要な視点と一定の分析力を獲得することを目標とする。 | |||
Schedule and Contents |
このコースでは、まず第1回目に、現在の金融システムにかかわる課題、特に情報技術の進展が金融機関に与える影響を中心に、ケーススタディの対象を選定するための意見交換を行う。 また、第2回(場合によっては第3回も)は、講師が関心を持つ領域についての講義を行い、受講者との間で基本的な情報の共有を図る。 そのうえで、課題を受講者にアサインし、これについての報告をもとに参加者全体で議論する。したがって具体的に取り上げる事例研究の題材は、受講者の関心・バックグラウンド聴取後に決定する。 14回分の授業終了後に、適宜の方法で講師からのフィードバック1回を実施する。 報告の題材としては、情報技術の進展が金融機関に与える影響をテーマとして、比較的平易な分析手法を用い、読者の高い予備知識を必要としないことを前提として書かれている論文、レポート等を想定している。ただし、題材は、受講者の関心に即したものを参加者が選ぶことを基本とする。その際、予備知識・理解力に応じて、必要なアドバイスを行う。 以下のサイトの「教育活動」のパートに掲載する授業紹介動画を参照されたい。 https://www.iwashita.kyoto.jp/profile |
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Evaluation Methods and Policy | 担当した報告および各回におけるディスカッションへの貢献により成績を評価する。 | |||
Course Requirements | None | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 報告者は報告前々日までに発表資料・参考文献リストを完成させ、他の参加者に配布すること。報告者以外の参加者は発表までに当該資料および(必要に応じて)参考文献を読み込み、コメントを用意すること(当日は、すべての参加者に発言の機会を用意する)。 | |||
Textbooks | Textbooks/References |
毎回、報告者の関心に即した課題を選定し、必要に応じて分析資料について助言する。 |