Social, Group and Family Psychology

Numbering Code U-EDU02 22097 LJ46 Year/Term 2021 ・ First semester
Number of Credits Course Type Lecture
Target Year From 2nd to 4th year students Target Student
Language Japanese Day/Period Wed.1
Instructor name NAGATA MOTOHIKO (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor)
Outline and Purpose of the Course 「社会心理」学は、2つの特徴をもつ。1つは、集合体の全体的性質やその動きを主たる研究対象とする学問分野であり、個人の意識や行動も集合体の動きの一コマとして理解すること。もう1つは、対象の客観的・普遍的な性質を明らかする実証的研究スタンスではなく、研究者と当事者の協同的実践を通じて新たな理解や行為を生成していく、人間科学の研究スタンスをとること。
 本講義では、「社会心理」学の理論、方法論、人間科学のメタ理論(社会構成主義)を詳しく説明するとともに、実践的な研究例をいくつかのテーマに沿って紹介する。
Course Goals ・社会心理学の基本的な考え方、理論、研究スタンスを理解する。
・集合体がいかに個人の意識や行動を作り出し、影響を与えるかを理解する。
Schedule and Contents 1.イントロダクション:「社会心理」学とは
2.伝統的個人観のゆきづまり:個人主義的自己観のかかえる理論的・社会的問題を説明する。
3.集合性とは:社会心理学の基本概念である集合体と集合性について概説する。
4~5.物理的集合性:心(に由来するとみなされている現象)が、道具や環境に媒介されて成立していることを、活動理論を中心に説明する。
6~7.意味的集合性:規範や意味をつくる集合体の動き(コミュニケーション)について、規範理論を中心に説明する。
8.ナラティヴと自己:ナラティヴを通した自己・アイデンティティの構成について概説する。
9.社会心理学の研究スタンス:(自然科学に対して)人間科学とそのメタ理論である社会構成主義について概説する。
10~14.社会心理学の実践研究:いくつかのテーマ別に、社会心理学の実践研究の具体例を紹介する。取り上げるテーマは次の通り。
      ・相互理解を促す実践
      ・セラピー実践
      ・組織・コミュニティの活性化
15.フィードバック
Evaluation Methods and Policy 【評価方法】定期試験により評価する(100%)
【評価方針】到達目標について、教育学部の成績評価の方針に従って評価する
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) ・授業中に提示する参考書を、興味と必要性に応じて、予習・復習に利用してください。
References, etc. グループ・ダイナミックス入門, 杉万俊夫, (世界思想社)
あなたへの社会構成主義, ケネス・ガーゲン, (ナカニシヤ出版)
関係からはじまる, ケネス・ガーゲン, (ナカニシヤ出版)
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