Forest Molecular Biology

Numbering Code U-AGR05 4E133 LJ80 Year/Term 2021 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year 4th year students Target Student
Language Japanese Day/Period Tue.2
Instructor name HONDA YOICHI (Graduate School of Agriculture Professor)
Outline and Purpose of the Course 分子生物学的な研究手法は、森林生物によるバイオマスの生産から分解にいたるメカニズムの解明、分子育種や多様性解析などで用いられるアプローチとして、近年普及してきた。本講義では、森林科学分野で用いられる主要なゲノム・遺伝子工学的手法の原理と、その活用例・未来像について学ぶ。
Course Goals 森林生物を研究対象として、遺伝子工学、ゲノム工学などを将来使ってみたい学生が、一般的な方法論の種類・原理などについて学修し、基礎をしっかりと固めることにより、様々な研究上の課題に対応した実験方法の立案が自分でできるようになることを目指す。
Schedule and Contents 以下のような課題について、1課題あたり1~3週程度、少人数の双方向性授業をする予定である。

第1回 バイオマスと遺伝子工学
 森林分子生物学とは何か?
 バイオマスの生成と分解を司る遺伝子とその産物
 遺伝子工学で何がわかり、何ができるのか?

第2-4回 DNA解析法
(PCR、DNAマーカー、環境DNAなど)
 種同定、エンドファイトや地衣類など難培養生物の解析

第5-7回 遺伝子クローニングと形質転換法
(ベクター、組換えDNA、形質転換、ハイブリダイゼーションなど)
 ジーンエンジニア―ドウッド:天然高分子をデザインすることはできるか?

第8-9回 遺伝子機能解析法
(発現解析、ジーンノックアウト(遺伝子破壊)、ジーンノックダウン(アンチセンスRNA、RNAi)、抗体分析、人為的突然変異導入など)
 リグニン分解の真犯人はだれか?

第10-11回 ゲノム解析法
(ゲノム解析、データベースとin silico 解析、ゲノム工学など)
 きのこや樹木のゲノム解析例

第12-13回 ポストゲノム解析法
(トランスクリプトーム、プロテオーム、メタボローム解析など)
 木材分解をシステムとして理解する

第14回 森林分子生物学の将来
 自然の理を解き、自然に学んで、自然と共生する

第15回 フィードバック
 研究室内に待機し、質問に来た学生に対して回答する。
Evaluation Methods and Policy 評価基準及び方針については、当該年度農学部学生便覧記載の[評価基準及び方針]による。
授業への積極的な参加姿勢(70%)、授業内容の理解度(30%)等を評価して行う。
Course Requirements 事前に森林生化学IおよびIIを履修していること。核酸の構造や転写・翻訳のしくみ等、一般的な生化学・分子生物学に関する基礎知識を有していることが前提となる。
Study outside of Class (preparation and review) 毎週、分担スケジュールに応じて教科書を予習してくることを求める。
Textbooks Textbooks/References 基礎から学ぶ遺伝子工学, 田村隆明, (羊土社), ISBN:978-4-7581-2083-8
ゼミナール形式で担当箇所を解説する方法で利用するため、受講者はかならず準備すること。定価3400円+税、生協でも入手可能。
References, etc. これだけは知っておきたい図解分子生物学, 江島洋介, (Ohmsha), ISBN:978-4274201172
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