Physiology of Marine Organisms

Numbering Code U-AGR01 3A248 LJ81 Year/Term 2021 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year 3rd year students Target Student
Language Japanese Day/Period Mon.2
Instructor name TAGAWA MASATOMO (Graduate School of Agriculture Associate Professor)
Outline and Purpose of the Course 水産資源上有用な魚介類を中心として水生生物にみられる生理現象を広く概説する。
Course Goals 魚類の個体レベルに見られる重要な生理現象について、主なキーワードおよびキーワードの相互関係から概要が理解できる。また特徴的な研究については実験の具体例を把握する。それによって4回生での研究室配属後に、魚類生理学関係の英文原著論文に一人で取り組めるような基礎知識を習得する。
Schedule and Contents 第1-2回:神経・内分泌系
生理機構を個体レベルで統合する中枢神経系・内分泌系の概略を説明する。また、いわゆる環境ホルモンはなぜ効いてしまうのかといった話を交え、生理活性物質の作用機序を概説する。

第3-6回:生殖
水生生物には雌雄同体や性転換のように興味深い生殖様式がある。性決定・卵形性・精子形成のしくみを学び、クローン作成や三倍体などのバイオテクノロジーを理解する基礎とする。

第7-9回:成長・代謝
変態という転換期を持つことにより、不都合なく100倍以上の成長をする水生生物も珍しくない。変態・成長およびそれを支える消化・代謝のメカニズムを生理学的に解説する。

第10-12回:浸透圧調節・回遊
多くの海産生物は淡水中では生存できない。逆に淡水産生物は海水に入ることが出来ない。この現象のキーとなる塩分と水の出し入れの機構を解説する。また回遊魚を例として、淡水から海水に適応する仕組みや回遊の意味について考える。

第13-14回:呼吸・循環・運動系
酸素濃度が空気中よりもはるかに低い水中で動物が生存するためには、優れた酸素の吸収・運搬のメカニズムが必要となる。また得られたエネルギーを効率的に利用するのに適した運動系の仕組みを解説する。

第15回:フィードバック
    試験後のあらかじめ指定した時間に研究室内に待機し、質問に来た学生に対して回答する。また、全講義期間を通じて口頭やメールでの質問に対応する。
Evaluation Methods and Policy 出席は取らない.期末試験と後述の参考メモに基づく,素点での絶対評価を行う.評価基準及び方針については、当該年度農学部学生便覧記載の「評価基準及び方針」による.
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 授業前には、前回の授業のノートと配布プリントをもとに必ず復習しておくこと。

また、試験の際には参考メモ(完全に自筆のもので 分量はA4一枚の両面以下。ごく一部でもコピーを含むものは不可)を作成すること。試験ではこのメモを参考にして回答する。このメモは試験の解答用紙とともに提出させ、評点に加える。
References, etc. 増補改訂版 魚類生理学の基礎, 会田勝美・金子豊二編, (恒星社厚生閣), ISBN:978-4-7699-1293-4
PAGE TOP