Insect Ecology I

Numbering Code U-AGR01 2A230 LJ85
U-AGR01 2A230 LJ68
Year/Term 2021 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year 2nd year students Target Student
Language Japanese Day/Period Thu.1
Instructor name MATSUURA KENJI (Graduate School of Agriculture Professor)
TAKATA MAMORU (Graduate School of Agriculture Assistant Professor)
Outline and Purpose of the Course 昆虫類は世界で約100万種が知られ、地球上の生物多様性の約6割を占めるとも言われる。昆虫とはどのような生物であり、なぜ斯くも繁栄できているのか、その進化、行動、生態、生理の基礎について概説する。昆虫の生物学的な特性を理解した上で、人間は昆虫といかに関わっていくべきか、見えてくるベクトルについて論じる。また、学問とは、科学とは、いかなる営みであるのか、自分の頭で考えるとはどういうことか、ともに考える。

 前期の昆虫生態学Iでは、昆虫とはどのような生物なのか、昆虫学の基礎を学ぶ。後期の昆虫生態学IIでは、進化生態学、進化生物学の理論研究に沿って、昆虫をベースに生物進化の普遍的な動力学について学ぶ。セットで受講するとより理解しやすいが、片方だけ受講しても理解出来るような授業構成になっている。
Course Goals 昆虫の起源、形態、行動、遺伝様式から個体群動態、人との関わりまで、昆虫の生物としての基本的な特性を理解する。科学に携わっていくうえでの、基本的なものごとの考え方、作法を養う。
Schedule and Contents コロナ禍においては、基本的に対面、zoom授業、および授業動画のYouTube配信を状況に応じて実施する。すべての授業内容はYouTubeにアップするので、状況によらず学習できるようにしている。

以下のような課題について、1課題あたり1~2週の授業をする予定である(全15回)。
1.ガイダンス・昆虫の起源と多様性
2.昆虫の分類と形態
3.昆虫の成長と変態
4.昆虫の多様な食性
5.生殖システムと遺伝
6.個体群動態
7.昆虫のホルモンとフェロモン
8.昆虫の社会性
9.昆虫と微生物の相互作用
10.人間生活と昆虫:害虫管理と外来種問題
11.昆虫科学の最前線:ポストゲノム時代の昆虫生態学

フィードバックとして試験の模範解答をホームページ(http://www.insecteco.kais.kyoto-u.ac.jp/)で示し、解説する。また、メールあるいは訪問による質問を受け付け、適宜回答する。
Evaluation Methods and Policy コロナ禍にあっては、基本的に毎回実施するGoogle Formによる小テストで評価を行う。小テスト末尾の質問・コメント欄や、対面やzoom授業内での発言などの取り組みも考慮する。評価基準及び方針については当該年度農学部学生便覧記載 [評価基準及び方針] による。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 授業で用いる資料はすべてPandAおよびHP(http://www.insecteco.kais.kyoto-u.ac.jp/)にてダウンロードできるので、予習・復習に活用すること。また、授業内だけでなく、常時質問には応じるので、分からなかった点など、メールもしくはオフィスに来て積極的に質問して理解すること。
Textbooks Textbooks/References 必要な資料はすべてPandAにアップする。
References, etc. 昆虫生態学, 藤崎憲治 ・大串隆之 ・宮竹貴久 ・松浦健二 ・松村正哉, (朝倉書店), ISBN:978-4-254-42039-5
シロアリ ― 女王様、その手がありましたか!, 松浦健二, (岩波書店), ISBN:978-4-00-029602-1
応用昆虫学の基礎, 中筋房夫・内藤親彦・石井実・藤崎憲治・甲斐英則・佐々木正巳, (朝倉書店), 応用昆虫学の体系的な教科書
シリーズ現代の生態学5 行動生態学, 日本生態学会編, (共立出版 )
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