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ILASセミナー :工学系アートのススメ

シラバスID la_25684
開講年度・開講期 前期
授業形態 ゼミナール
対象回生 1回生
対象学生 Undergraduate
使用言語 日本語
曜時限 月5
教員
  • 土佐 尚子(情報環境機構)
授業の概要・目的 このゼミでは、感情、意識、ノンバーバルな情報を扱ったコミュニケーションを テーマにアート&テクノロジー領域を研究、作品制作を行います。

さらに、未来のコンピュータの不可欠なコミュニケーション能力である定量化できなかった個人の感情・意識・民族性・物語性といった人々に内属する文化の本質を表現し、文化の精神に触れるインターフェースを研究します。

文化には、固有のまたは共通の形式があります。人間が歴史の中で行為や文法などの形で蓄えて きたものをモデル化し、ITを用いてインタラクティブな表現、文化理解体験をする方法を、「カルチュラル・コンピューティング」と定義します。

特に日本文化のコンピューティングに注目し、ほとんどコンピューティングの対象となって来なかった 1.日本の移ろいやすい気象・自然風土「もののあわれ」などの無常思想、「わび、さび」などの美意識 2.日本文化とアジア文化との関係性 3.神仏習合を根底とした文化構造 4.和歌、俳譜や能などの日本語独特の特性 5.日本的意匠(紋、織、色、型、能、歌舞伎)を研究します。
到達目標 アートが好きだけれども創作が苦手な工学系の学生が自信を持って、アート制作ができるようになること。
授業計画と内容 以下のような課題について、授業で研究、実習をする予定である。

1)脳内イメージと映像
漢字の脳内イメージ

2)漢字の背景の豊穣な文化
漢字には原初の祈念や欲望がある
漢字の世界観 
文字本来の「力」 

3)呪能をもつ漢字
甲骨文の誕生 
甲骨文は神聖な王のためのもの 
「サイ」とは言霊の入れもの 
サイから広がる漢字群

4)イメージと言語をつなぐ甲骨文字
漢字の成り立ちを現わす字源
古代は神話とともにはじまる
漢字の表意性と論理性
成績評価の方法・観点及び達成度 作品課題、平常点、レポート。試験はしない。詳しくは授業中に指示する。
履修要件 アートや映像に興味があること、コンピュータを使って作品を作成することに関心があること、emailを送受信できる環境を持ち、自分のコンピュータを持っていること。
授業外学習(予習・復習)等 授業中に指示する。
教科書
  • カルチュラルコンピューティング, 土佐尚子, (NTT出版),
関連URL
  • http://www.tosa.media.kyoto-u.ac.jp/index.j.html