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現在位置: ホーム シラバス集(2017年度) 公共政策大学院 事例研究 6110000 CS 国際通商政策

6110000 CS 国際通商政策

シラバスID g_gov_707
開講年度・開講期 後期
授業形態 演習
対象回生 1・2回生
対象学生 Graduate
使用言語 日本語
曜時限 木5
教員
  • 佐伯 英隆
授業の概要・目的 本講座は、通商交渉の実際をケーススタディとして取り上げ、通商交渉現場における意思決定を疑似体験させることにより、国際通商政策の理解を深めるとともに、国際通商交渉が、実際の現場ではもっと生々しく、また日々の実生活やビジネスに直接的影響を与えていると実感してもらう事を目的とする。
到達目標 ・「国際通商交渉」というと、日常の私人としての生活から縁遠い存在とイメージされがちであるが、経済の内外一体化の急速な進展により、個人・個々の企業などの日々の経済行動に、意外に直接的な影響を及ぼすものであることを実感する。

・また、「国際交渉」というと、何やら「賢人達」が「高尚な」議論を戦わせているかの如きイメージで捉えられる事が多いが、実際には、もっと単純な原理に基づいて国家同士の「エゴとエゴ」が生にぶつかり合う局面が多いことを体験する。
授業計画と内容 冒頭から3~4回は講義形式により、ゲームのルールとしてのGATTの基本的な条項を説明し、その後、受講者はテーマを与えられ、調査・発表・討議を行う。

テーマとしては、①わが国と他の先進国との個別交渉事例 及び ②近時の各国とのFTA交渉事例 ③マルチ(多国間)貿易交渉事例 等の分野から受講者が個別事案を選択する。

また、外部より、通商交渉担当者、或いは、在日外国公館の外交官などをゲストスピーカとして招き、討議を行う機会を持ちたい。

参考までに近年受講院生の選択テーマをいくつか列挙すると、

「レアメタル、レアアース等希少資源のついての通商経緯と今後の展望」、「対外直接投資のルールを巡る問題点」、「GMO(遺伝子組み換え作物)貿易の経緯と今後の展望」、「地域経済統合と日本の農業問題」、「国際水ビジネスの展開」、「地方自治体とGATT政府調達の規定」 等である。ちなみにこれまで、前経済産業事務次官、前資源エネルギー庁長官、外資系会計法人役員、在日シンガポール大使館参事官等、通商交渉のプレーヤーなどを一学期に2名程度ゲストスピーカーとして招き、討議を行った。
成績評価の方法・観点及び達成度 担当した事例発表の内容に加え、授業への参加(平常点)を評価の対象とする。
履修要件 特段の履修要件は無い。既にGATTルール等国際通商法の知識があれば自らのテーマ選定が楽になるが、国際通商法の知識が無くとも授業前半段階で概説を行うので、基本原則は習得可能。
授業外学習(予習・復習)等 特には指定しないが、報道等を通じて興味を持った国際問題を、紙面から「一歩踏み込んで」調べる習慣をつけておくと、授業の吸収が早いと考える。
教科書
  • 特には指定しない。必要に応じ資料をプリント配布する。
参考書等
  • 授業の前後、社会連携室において質問、ディスカッションに応じる。