授業ノート・
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3546000 医用システム論

シラバスID g_inf_4780
開講年度・開講期 前期
授業形態 講義
対象学生 Graduate
使用言語 日本語
曜時限 月3
教員
  • 松田 哲也(情報学研究科)
  • 中尾 恵(情報学研究科)
授業の概要・目的 本講義では、生体検査から地域・遠隔医療まで、医学・医療の分野で幅広く用いられている情報システムの理解を目的として、医学・医療に関する情報システムの構成や特徴、問題点、基本的な取り扱い方を説明する。また医用計測システムに関連する生理学および工学的基礎を概説し、医用画像診断法や生理学検査法をはじめとした様々な生体物理計測法の計測原理を講述する。
到達目標 ・レポート課題に対して自主的、継続的に取り組む能力を養う。
・細胞生物学および細胞生理学の基礎を習得し、各種臨床生理検査法における計測値と細胞活動との関係について説明できる。
・医用三次元画像の現状とその臨床応用に関する基礎知識を習得する。
・MRI(磁気共鳴画像法)の撮像原理および画像に現れる特徴を理論的に説明できる。
授業計画と内容 ・生理学入門(3回):工学系の学生を対象に医用システムを学ぶために必要な細胞生物学および細胞生理学の基礎を講義する
・臨床生理検査法(4回):臨床医学に利用されている生理検査(心電図、脳波、脈波など)の計測原理および計測の対象となる物理現象について解説する
・医用画像処理と可視化(3回): 医用三次元画像を対象とした画像処理・可視化手法の基礎と臨床応用例について解説する
・超音波画像診断法(1回):超音波画像診断法の計測原理を説明する
・MRI(磁気共鳴画像法)(4回):磁気共鳴画像法(MRI)におけるNMR信号の発生、画像再構成法を詳述し、MRI画像におけるT1, T2の意味、血流や運動の影響などを解説する
成績評価の方法・観点及び達成度 成績評価は、レポート試験(約3回)を実施し、出席状況を勘案して総合的に判断する。生理学の基礎、細胞や生体の物理学的挙動、および医用画像法の原理などに関する知識を獲得するという到達目標の達成度をレポート試験により判定し、評価の基準とする。
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等 講義の当初で説明する生物学の基礎を十分に習得し、引き続き解説する生理検査法、医用画像の撮像原理や画像処理技術について、生物の活動と関連付けて理解できるよう復習に努める。
参考書等
  • 「基礎から学ぶ医用工学」, 美島清・萩原利彦, ((大竹出版)),
  • 「入門医用工学」, 嶋津秀昭, ((菜根出版)),