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現在位置: ホーム シラバス集(2018年度) 薬学部 薬科学科・薬学科 A404000 医薬品開発プロジェクト演習I

A404000 医薬品開発プロジェクト演習I

シラバスID pha_1181
開講年度・開講期 前期
授業形態 演習
対象回生 3回生以上
対象学生 Undergraduate
使用言語 日本語
教員
  • 高須 清誠(薬学研究科)
  • 白川 久志(薬学研究科)
  • 樋口 ゆり子(薬学研究科)
  • 矢野 義明(薬学研究科)
授業の概要・目的 製薬企業において実際に開発に成功した代表的医薬品を題材にし、探索研究から臨床研究医薬品候補の決定までのプロセスを仮想的に体験する。学生少人数からなるグループを仮想開発プロジェクトチームとして組織し、研究会議・製品開発会議での討議を通してグループ内で最善と思われる解決方法を導く訓練を行い、創薬に関して必要な知識・発想法・調査法・討論法を取得する。また、他の講義で習得した専門的知識を横断的・統合的に結びつけ、薬学に対する理解を深化させる。
到達目標 1.創薬研究がもたらす効果を、研究者の立場および患者の立場から理解するとともに、市場や科学技術に与える影響を理解する。
2.明確な答えが見えない課題に対して新たなアイデアを創出して解決の糸口を見つける訓練をし、研究マインドを醸成する。
3.創薬研究に関心を持ち、新しい課題に積極的に取り組む姿勢を身につける。
4.情報を論理的に整理・統合し、プレゼンテーションする能力を身につける。
5.異なる意見、対立する意見を尊重しつつ、自分の考えを発表・討論する能力を身につける。
授業計画と内容 1.導入(当該年度で取り扱うテーマ・疾病・医薬品の説明)
2.予備調査1:課題となる疾病について、患者の立場からの治療に対するニーズを調査する。
3.予備調査2:上記疾病の原因や結果を理解する。
4.予備調査3:上記疾病治療に使用される医薬品の開発経緯を理解する。
5.戦略企画1:既存薬の特徴を抽出し、より優れた医薬品を創製するための課題を設定する。
6.戦略企画2:新薬の市場規模を調査する。
7.戦略企画3:新薬開発のための科学的方法論を論文調査する。
8.戦略企画4:新薬開発のための戦略を小グループで討議し、決定する。
9.研究企画1:適切なスクリーニング法を調査・討論し、まとめる。
10.研究企画2:適切なリード化合物最適化法を調査・討論し、まとめる。
11.研究企画3:適切な薬理試験法を調査・討論し、まとめる。
12.研究企画4:適切な製剤化法を調査・討論し、まとめる。
13.企画発表1:上記の調査結果を総合し、新薬を創製するための戦略・手法を発表コンテンツとしてまとめあげる。
14.企画発表2:仮想製薬企業ごとに企画を発表し、内容について討論する。
15.企画発表3:異なる意見、対立する意見を尊重し、討論を通してよりよい意見をまとめる。
成績評価の方法・観点及び達成度 授業への出席およびその態度(40点満点)、2回の課題レポート(各20点、40点満点)、課題発掘・解決に対する積極性(20点満点)により評価する。授業態度とは、SGDでの討論での積極性および課題調査の程度によって評価する。課題レポートでは、演習内容や課題に対する理解度、文章の表現力や論理性によって評価する。課題発掘・解決に対する積極性とは、演習全体を通して斬新なアイデアの創出や、アイデアをまとめる能力によって評価する。
履修要件 9月に実施される集中講義の全期間(約7日間)に出席できること。詳細な日程については6月末までに知らせる。
この演習は、やる気になって参加しないと面白くないし意味がない。
授業外学習(予習・復習)等 事前に配布される資料を読み、授業でその内容についての報告や討議ができるように準備すること。また、各回のSGDで明らかになった課題を論文やインターネットで調査し、次回SGDでの討論資料として準備すること。
参考書等
  • 創薬 20の事例にみるその科学と研究開発戦略, (丸善),
  • 創薬科学入門, 久能祐子、佐藤健太郎, (オーム社),