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現在位置: ホーム シラバス集(2018年度) 薬学部 薬科学科・薬学科 A008000 天然物薬学3(生薬学)

A008000 天然物薬学3(生薬学)

シラバスID pha_1113
開講年度・開講期 前期
授業形態 講義
対象回生 3回生以上
対象学生 Undergraduate
使用言語 日本語
曜時限 月2
教員
  • 伊藤 美千穂(薬学研究科)
授業の概要・目的 自然が育んだ医薬品である生薬は、古来より多種多様な疾病の治療に応用され、人類の健康に多大な貢献をしてきた。本講義においては生薬の特質を論述し、現代に生きる重要生薬について理解を深める。また日本の伝統医療である漢方について、近代医療との違いやそれぞれの特徴を生かした併用に関連する薬学的視点からのアプローチ、グローバル化に伴って考慮すべき問題点等について、考える力を養うことを目的とする。
到達目標 複雑系である生薬の特性を理解した上で、生薬を含む製剤の最適な利用について、また医療現場で近代医薬品と併用される場合の注意点などについて説明できる。セルフメディケーションが重要になる潮流の中で、天然物由来製品の上手な利用法について説明できる。国際的な視点から薬用資源を概括し、その将来的な利用、国際条約との関連について理解する。
授業計画と内容 (1)生薬、生薬学とその研究領域
(2)生薬の特性 ―近代医薬品との相違点―
(3)世界の医療事情における生薬の占める位置
(4)生薬・薬用資源をめぐる行政
(5)セルフメディケーションと健康食品
(6)近代医療の中での漢方薬・生薬の利用・併用
(7)漢方基礎の基礎 神農本草経から理論まで
(8)生薬生産にまつわる諸事情
(9)薬毒同源 ―矢毒・麻薬・覚醒剤・毒キノコ―
(10)草根木皮以外の薬用資源(抗生物質を含む)
(11)生薬中に含まれる薬用成分
(12)薬用資源探索から医薬品の開発まで
(13)生薬学領域の研究の実際
(14)生薬各論
成績評価の方法・観点及び達成度 平常点15%、小テスト等35%、定期試験50%、を目安に評価する。小テストでは前週までの授業中にだした課題、前週までの授業内容の理解度を問う問題などを出題する予定。定期試験では、教科書に書かれている内容を理解し、上記の到達目標に掲げる内容について自分なりの意見を持ちつつ考察しているか、を問う予定である。
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等 その日の授業内容について、指定する教科書の相当部分を読んで予習しておくこと。また、必要に応じて課題を出すので、それを各自でやっておくこと。
教科書
  • 生薬学へのいざない, 伊藤美千穂編著, (京都廣川書店), ISBN:978-4-901789-27-1
参考書等
  • 生薬単 第3版(最新版), 伊藤美千穂・北山隆 監修, (丸善), ISBN: ISBN:978-4-8419-4008-4
  • エビデンス・ベース 漢方薬活用ガイド, 伊藤美千穂 編著 松原和夫 監修, (京都廣川書店), ISBN: ISBN:978-4-906992-65-2
  • 薬学生のための薬用植物学・生薬学テキスト, 高石・馬場・本多編集, (廣川書店),