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現在位置: ホーム シラバス集(2017年度) 教育学部 教職科目 生徒指導論

生徒指導論

シラバスID edu_2474
開講年度・開講期 後期
授業形態 講義
対象回生 2-4回生
対象学生 Undergraduate
使用言語 日本語
曜時限 水4
教員
  • 長谷川 豊
授業の概要・目的 【テーマ】現代社会に生きる子どもと学校生徒指導の課題
 不安を伴うリスク社会にあって、子ども・青年の学力や人格を形成するという教育上の営みはますます困難を有している。子どもたちはその成長・発達のなかで様々な願いを抱き、未来への展望をはぐくむ一方、個人や社会が抱える諸矛盾を前に悩み、葛藤しながら生活している。生徒指導は家庭や学校、地域において生活する子どもや青年のリアルな姿を踏まえながら、主に学校において生徒の人格を尊重し個性を伸ばし、この社会で生きていくための資質や能力を高める取り組みである。
 本講では、具体的にいじめや不登校、自殺、暴力・非行などの人間関係をめぐる問題状況とそれに対する相談・支援、将来の進路選択にむけたキャリア育成や市民的自立などの事例や問題を取り上げ、子どもの発達課題、教育課題の理解や社会の現況を踏まえつつ、これからの生徒指導のあり方を考察する。
 以上を通じて、生徒指導上の実践的な力量の基礎・基本を培うことを目標とする。受講生は子どもたちの現状と課題を時代や社会の状況を関連づけて理解するとともに、自らの教育体験をとらえ返し、現代社会と学校において求められる生徒指導のあり方について自らの視点をもって追求してほしい。
到達目標 ・生徒指導(進路指導を含む)上必要な実践的な力量の基礎・基本となる知識を獲得し、問題状況を理解する。
・子どもの現状や課題、中高生にかかわる問題について、時代状況や社会の状況を関連付けながら理解し、考察できる。
・現代社会と学校において求められる生徒指導のあり方について、自らの視点をもって継続的に追求できる。
授業計画と内容 第1回  生徒指導とは何か――その意義と課題 
第2回  教育課程における生徒指導の位置づけ
第3回  生徒指導の変遷――自治と管理
第4回  子どもの権利と生徒指導――校則・懲戒・体罰
第5回  子ども理解と生徒指導
第6回  クラス・集団づくりにおける生徒指導とその体制
第7回  いじめ問題と生徒指導
第8回  暴力・非行問題と生徒指導
第9回  不登校、中途退学、自殺問題と生徒指導
第10回  発達障害児の理解と生徒指導
第11回  家庭・地域の課題と子どもの健全育成――安全・安心
第12回  子ども・青年の発達とキャリア形成・進路指導
第13回  市民的自立、職業生活に向けた生徒指導・進路指導
第14回  生徒指導上の今後の課題
第15回  期末レポート
第16回  フィードバック――学習のふりかえり
成績評価の方法・観点及び達成度 【評価方法】
授業内での発言、討論への参加や小課題(参加度、6割程度)、期末レポート(4割程度)に基づき、総合的に評価する。なお、6割以下の出席数については、原則として評価しない。
【評価基準】
到達目標について、教育学部の評価基準に従って評価する。
履修要件 教育学、教育心理学の基礎理論に関わる講義等を受講済であることが望ましい。
授業外学習(予習・復習)等 日常的に新聞やTV、インターネット等を通じて、広く子どもに関わる事件や問題事象、生徒指導関連の報告・提案や学校現場の取り組みに強く関心を有し、考察する姿勢を持つこと。授業では直近の出来事や学校教育体験などについて意見を求めることがあるので、上記を含め事前学習につとめること。また、文部科学省『生徒指導提要』(教育図書、文科省サイトからダウンロード可能)を必ず入手し、関連事項などを参照して復習に役立てること。講義内容等を深めるための質問等にかかわっては、連絡方法等を別途授業内にて伝える。
教科書
  • プリント教材・資料を配布し、それに基づいて行う。文部科学省『生徒指導提要』(教育図書)(文部科学省のサイトからダウンロード可能)を必ず入手しておくこと。
参考書等
  • 生活指導, 折出健二, (学文社),
  • よくわかる生徒指導・キャリア教育, 小泉令三編著, (ミネルヴァ書房),
  • 権利としてのキャリア教育, 児美川孝一郎, (明石書店), ISBN: ISBN:978-4-7503-2559-0
関連URL
  • http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/22/04/1294538.htm
  • http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/index.htm
  • http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/career/index.htm
  • http://www.nier.go.jp/04_kenkyu_annai/div09-shido.html