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現在位置: ホーム シラバス集(2017年度) 教育学部 教職科目 理科教育法II

理科教育法II

シラバスID edu_2464
開講年度・開講期 通年
授業形態 講義
対象回生 2-4回生
対象学生 Undergraduate
使用言語 日本語
曜時限 月2
教員
  • 舟橋 春彦(国際高等教育院)
授業の概要・目的 教科内容の正しい理解はもとより重要だがそれだけでは不十分である。教科内容の記憶を強要する理科であっては楽しくなく敬遠されるだろう。科学は本来楽しい。新たな発見と驚きに出遭い、観て考えて確かめて納得することは、よく生きることそのものであり喜びである。自然科学の真理探究から学ぶ科学的批判精神は、社会に貢献する市民のリテラシーとして、本当の生きる力となる。理科教育を通じて実証的合理的態度の涵養を目指す授業について考えていく。
「実験」の果たす役割は本質的である。ただし、実験結果の「答え合わせ」に汲々とする学生実験では、意味が無いだけでなく、実証的な態度の涵養にも逆効果である。問題意識を持ち、空想をたくましくし、他人と議論し、どれが正しいかどうかを実験的にあきらかにしていく〈科学的に考えるプロセス〉を十分に体験してもらいたい。
到達目標 授業科学の成果である優れた教案に基づく授業を体験し、教科指導法の理解を深める。<予想と実験>の科学入門教育に果たす役割を体得し、学ぶ意欲を引き出すたのしい科学の授業を実践する能力を養う。
授業計画と内容 模擬授業を通じて、理科教育の概要や基本的事項を確認し、各分野で習得するべき科学概念・探求の方法についての指導力を高める。適時関連した講義を行う。
 自分の意見と感性を率直に表現し、自分や他人の間違いから学ぶ、ほんの少しの勇気を持って、しかし気楽に発言し授業に参加することを要望する。

第1回.講義:ガイダンス
第2回.講義:認識論と科学教育
第3回.講義:教材の選択と配列
第4回.模擬授業準備・相談
第5~14回.学生による模擬授業演習・検討、及びそれに関連した講義
第15回.前半のフィードバック
第16回.講義:原子論
第17回.講義:教育における<予想>の意味
第18回.模擬授業準備・相談
第19~28回.学生による模擬授業演習・検討、及びそれに関連した講義
第29回.模擬授業演習総括
第30回.フィードバック
成績評価の方法・観点及び達成度 出席(3分の2以上)・模擬授業担当・レポート提出を前提とする。
前提条件を満たした者を対象に成績評価する。
評価方法:平常点。
評価基準:到達目標について教育学部の評価基準に従って評価する。
履修要件 開講初日に履修者数調整を行うことがあるので必ず出席すること
授業外学習(予習・復習)等 模擬授業を中心に進める。
生徒役にあたっては予習を要しないが、適時配布する事後資料をよく検討し設定された課題には速やかに反応すること。また各自の問題意識に従って指定教科書の当該箇所を読み返すこと。
先生役にあたっては事前の準備、事後の「授業通信」編集を、担当教員と連絡し合って進める。詳細説明と当番割当は学期当初に行う。
教科書
  • 仮説実験授業のABC, 板倉聖宣, (仮説社),
参考書等
  • 『学習指導要領』(中学・高校 理科)他,適時講義中に紹介する。