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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 法科大学院 実務選択科目 民事模擬裁判[Moot Court (Civil)]

民事模擬裁判[Moot Court (Civil)]

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科目ナンバリング
  • P-LAW2073240PJ41
開講年度・開講期 2020・後期
授業形態 実習形式による。 2つの各事案について,各受講者が裁判官,原告代理人,被告代理人等のいずれかの役割を担当し,民事第一審手続の流れに沿って,尋問を含む各手続を実演する。
配当学年 3
対象学生 大学院生
曜時限 金5
教員
  • 一原 友彦
授業の概要・目的 (授業形態)続き
第1事案では,争点整理が途中まで進んだ模擬記録を教材にして,その後の争点整理手続,尋問,判決言渡しの実演を行う。受講者全員(グループごと)に,各役割に応じて,準備書面・人証申出書,判決メモの起案・提出を求める予定である。
第2事案では,役割別のグループごとに配布される資料(言い分,取引の資料等)を検討するところから始め,グループごとに協議をし,各役割に応じた訴訟関係書類(訴状,答弁書,争点整理案,和解条項案,判決等)を作成・提出し,それを基に各手続の実演を行う予定である。
なお,人数制限を行う(20名程度)。

(授業の概要・目的)
受講者全員が裁判官,原告代理人,被告代理人等の役割を分担し,具体的な事案を基にして,訴状・答弁書・準備書面等の作成,釈明,争点整理,尋問,和解,判決という民事第一審手続を,模擬法廷教室を使用して実演する。このことにより,民事訴訟手続において裁判所・訴訟代理人に求められる役割や責務を理解し,民事訴訟手続について,必要な訴訟行為等を適切に選択し,履践できる実践的理解を図るとともに,弁論・尋問等の技能や事実認定の能力を涵養する。なお,開講期の全体を前半と後半とに分け,各自の役割を交代して,異なる2つの事案(第1事案及び第2事案)について模擬裁判を行う。
到達目標 上記「授業内容」記載の各項目について理解・修得し,上記「概要」記載の成果を得ることである。
授業計画と内容 1 オリエンテーション・第1事案についての模擬裁判の準備
授業の進め方の詳細を説明するとともに,第1事案の模擬裁判についての各自の役割を決定し,引き続いて準備作業を行う。なお,第1事案で用いる模擬記録の教材は,講義開始に先立って配布する。

2 第1事案についての争点整理手続期日の実施
模擬記録に沿って,準備書面を作成して提出するほか,最終の弁論準備手続期日の手続を実演する。また,実演の内容のほか,書証の提出,人証の採否等について,全員で検討する。

3 第1事案についての人証調べ期日の実施
模擬記録に沿って,人証調べの期日の手続(尋問など)を実演する。また,実演の内容のほか,尋問の手続や技術について,全員で検討する。

4 第1事案についての判決言渡し,第2事案についてのオリエンテーション
模擬記録及び人証調べの結果に基づいて,判決メモを提出する。受講生全員で第1事案を振り返って討議する。
また,第2事案の模擬裁判についての各自の役割を決定し,役割ごとに資料を交付する。なお,第2事案で用いる資料については,講義において配布する。

5 第2事案についての事情聴取及び訴えの提起
原告代理人役が当事者役から事情を聴取し,訴状等を作成・提出する。その内容について全員で検討する。

6 第2事案についての訴状審査の実施
裁判官役が訴状審査を行う。被告代理人役が当事者役から事情を聴取し,答弁書等を作成・提出する。その内容について,全員で検討する。なお,その後の進行は,原則として裁判官役の訴訟指揮に従う。

7 第2事案についての第1回口頭弁論期日の実施
裁判官役,当事者役,代理人役が第1回口頭弁論期日を実演する。実演の内容について全員で検討する。

8 第2事案についての第1回弁論準備手続期日の実施
裁判官役,当事者役,代理人役が第1回弁論準備手続期日を実演する。実演の内容について全員で検討する。

9 第2事案についての第2回弁論準備手続期日
裁判官役,当事者役,代理人役が第2回弁論準備手続期日を実演する。実演の内容について全員で検討する。

10 第2事案についての第3回弁論準備手続期日
裁判官役,当事者役,代理人役が第3回弁論準備手続期日を実演する。実演の内容について全員で検討する。

11 第2事案についての第4回弁論準備手続期日
裁判官役,当事者役,代理人役が第4回弁論準備手続期日を実演する。実演の内容について全員で検討する。同期日に争点整理を終了させる。実演の内容について全員で検討する。

12 第2事案についての人証調べ期日の実施
人証調べの期日の手続(交互尋問など)を実演する。また,実演された内容について,全員で検討する。

13 第2事案についての和解期日の実施
裁判官役・双方代理人役が事前に和解条項案を作成・提出し,和解手続及び和解条項について検討する。

14 第2事案についての判決言渡し
事前に提出された判決書の内容について,全員で検討する。また,この授業全体について総括的に検討する。

全体を通じて,各事案の内容や各役割が提出する書面の内容,裁判官役の訴訟指揮の態様などによって,授業の進行予定を見直すことがある。