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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 経営管理大学院 実務科目 4382000 金融資本市場論

4382000 金融資本市場論

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科目ナンバリング
  • P-MGT75 60166 LJ44
開講年度・開講期 2020・後期
単位数 2 単位
授業形態 講義
配当学年 1.2
対象学生 大学院生
使用言語 日本語
曜時限 月1・2 隔週講義
教員
  • 熊谷 五郎(経営管理大学院 客員教授)
授業の概要・目的 〔みずほ証券寄附講座提供科目〕

2000年代に入り、世界経済を揺るがしたグローバル金融危機は、国際的な金融資本市場とそのあり方を問う契機となった。その後、世界経済は予想以上の回復を示したが、今また軋みが生じつつある。さらに金融資本市場はテクノロジーの進歩を受け、急速に変貌を遂げつつある。

本講では、危機発生の様々な原因の相互連関を踏まえ、金融危機再発防止、金融危機発生時における金融システムの強靭性強化のためにどのような規制改革がなされたか、主な規制改革の背景、期待された(意図された)効果、またその問題点について論じる。
またESG投資や非財務情報の重要性の高まり、金融テクノロジーの進歩等、資産運用・企業報告制度を巡る新しい潮流を通してあるべき金融資本市場の姿について考える。

本講は、おもに金融機関・証券会社等で働きたいと考えている学生を対象に、金融危機の本質と金融システムのあるべき姿について、学び考える場を提供することを狙いとしているが、金融機関志望者に限らず、知的好奇心に富む学生も歓迎したい。
到達目標 ・金融資本市場の基本的構造と金融危機前後における変化、近年の潮流について理解する。
・金融資本市場の新しい規制の枠組み、テクノロジー、資産運用における新しい潮流のインプリケーションについて考える。
授業計画と内容 【講義スケジュール(予定)】・・・隔週、1回2コマ(3時間)を予定

第1講(10/5)  金融資本市場の基礎知識・グローバル金融危機
第2講(10/19) グローバル金融危機と金融規制改革(1) 自己資本規制とTBTF問題への対処
第3講(11/2)  グローバル金融危機と金融規制改革(2) シャドーバンキングとOTCデリバティブ規制
第4講(11/16) 資産運用と財務報告制度
第5講(12/7)  資金調達と企業報告における新潮流 
第6講(12/21) 金融資本市場とESG/SDGs
第7講(1/18)  テクノロジーの進化と金融資本市場・まとめ
講評 (出席、授業への参加、期末レポートの採点結果を踏まえ、講評をKULASISに掲示)
※ 外部講師を招く可能性があり、その場合、内容、順番等に若干の相違が生じるかもしれない。
成績評価の方法・観点 授業参加点(30%):毎回講義後に内容についての感想・意見・質問等を簡潔に記述し、提出。これをもって出席とみなす。
期末レポート(70%):各人は、それぞれの立場で、調査した点につき、その内容と意見を書いてレポート提出。
履修要件 履修要件は特に設けないが、金融理論・投資理論、コーポレートファイナンス理論の基礎知識はあったほうが望ましい。
授業外学習(予習・復習)等 事前に講義資料をKULASISに掲示するので、目を通して講義に臨むこと。
教科書
  • テキストは毎回のハンドアウト。必要に応じて、講師の執筆したレポート等を配布。
参考書等
  • 1. みずほ証券バーゼルIII研究会『詳解 バーゼルIIIによる新国際金融規制<改訂版>』中央経済社 2. みずほ総合研究所 『国際金融規制と銀行経営 ―ビジネスモデルの大転換  』中央経済社 3. 宮内惇至 『金融危機とバーゼル規制の経済学』 勁草書房 4. 柏木亮二 『フィンテック (日経文庫) 新書』 日本経済新聞出版社 5. 北川哲雄他 『サステナブル経営と資本市場』 日本経済新聞出版社 上記以外にも、金融危機や金融規制を扱った本は沢山あるので、適宜授業中に紹介する。