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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 経営管理大学院 専門科目 3470000 イノベーションマネジメント基礎

3470000 イノベーションマネジメント基礎

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科目ナンバリング
  • P-MGT75 60085 LJ44
開講年度・開講期 2020・前期
単位数 2 単位
授業形態 講義
配当学年 1.2
対象学生 大学院生
使用言語 日本語
曜時限 木5
教員
  • 前川 佳一(経営管理大学院 特定教授)
授業の概要・目的  研究や技術開発を含むイノベーションに関する理論を、情報活用につながるよう体系的に概観する。したがって受講者は文系・理系を問わず、また製造業志望・非製造業志望も問わない。
到達目標 主として企業で行われるイノベーションを、経営学のコンテクストで整理し、体系化したものとして理解する。
 履修生は、技術系であろうと非技術系であろうと、また製造業志望であろうと非製造業志望であろうと、経営学の基本的な概念や用語についての理解を得る。さらには、履修生それぞれにとってのイノベーションや価値創造の背景や論理として、深い理解を得ることをより高い目標とする。
授業計画と内容 各回のテーマやトピックスは、イノベーションや価値創造の背景や論理が理解できるよう、また、経営学の諸理論と技術開発との関連がよく理解できるよう選択してある。たとえば、
・中央研究所の意義、
・「研究」・「開発」分類、
・製品アーキテクチャ論、
・マーケティングと技術開発、
・ナレッジマネジメントと技術開発、
・戦略論と技術開発、
・経営組織と技術開発、
・日本型経営と日本人論、
・技術者の倫理、
などなど。

イントロダクション       (第1回)
   ・イノベーションとは ・経営とは ・自然科学と社会科学
パラダイム~科学の構造     (第2回)
   ・『科学革命の構造』 ・『科学的発見の論理』
中央研究所の成立と今後     (第3回)
   ・『中央研究所の時代の終焉』 ・コーポレートR&DとディビジョンR&D
   ・OECDによる定義 ・セレンディピティー ・リニアモデルと連鎖モデル
「オープンイノベーション」   (第4回)
   ・オープンイノベーションとクローズドイノベーション
「パズル理論」         (第5回)
   ・技術者と事務系社員の技術観の相違
   ・技術への投資の意思決定の実際
「イノベーションのジレンマ」  (第6回)
   ・『イノベーションのジレンマ : 技術革新が巨大企業を滅ぼすとき』
マーケティングと技術開発    (第7回)
   ・「マーケティング近視眼」
   ・STP(Strategy/Target/Positioning)マーケティング
ナレッジマネジメントと技術開発 (第8回)
   ・知の伝達の成否・コンカレントエンジニアリング
中間まとめと演習        (第9回)
経営戦略論と情報応用      (第10回)
   ・経営戦略とは ・合理性、非合理性、愚直、
   ・技術者の評価とモチベーション、デュアルラダー
経営組織と技術開発       (第11回)
   ・技術人材マネジメント ・技術者評価とモチベーション ・デュアルラダー 
経営組織と日本型経営      (第12回)
   ・「組織能力と製品アーキテクチャ」
   ・技術担当者のメンタリティ ・西洋との対比
デジタル技術とテクノヘゲモニー (第13回)
   ・『テクノヘゲモニー - 国は技術で興り、滅びる』
まとめ(技術者の倫理観 / Q&A)(第14回)
フィードバック / 講評 (第15回)
成績評価の方法・観点 下記の順に考慮して決定する。
ただし出席回数が2/3に満たない場合は自動的に不可となる。
① 前半終りの演習(小テスト形式)     30%程度
② 期末レポート              30%程度
③ 授業への貢献(よい質問をすることなど) 40%程度
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等  受講者には、2回目以降、毎回、配布資料を読んで授業にのぞみ、積極的に発言することが期待される。
 ・配布資料(日本語)は、1~2時間あれば読める量である
 ・授業中に浮かんだ疑問や意見は、他の受講生にとっても
  貴重なものとなる可能性があるので、躊躇せず発言すること
 ・予習に比べると復習はさほど重要ではない
教科書
  • パズル理論, 前川佳一, (白桃書房), ISBN:978-4561266136
参考書等
  • その他 ・一橋大学イノベーション研究センター編『イノベーション・マネジメント入門』日本経済新聞社、2003 年. ・延岡健太郎『MOT(技術経営)入門』日本経済新聞社、2006 年. ・榊原清則「展望論文:日本の技術経営」、2003年10月. ・Kuhn, T. S., The Structure of Science Revolutions, The University of Chicago、1962(中山茂訳『科学革命の構造』みすず書房、1971年)【補章- 1969年】 ・Rosenbloom, R.S. & W.J. Spencer, 1996(『中央研究所の時代の終焉』日経BP社、1998年). ・Klein, S.J., “Innovation is not a linear process,” Research Management, Vol.28, No.4, July-August, pp.36-45, 1985. ・藤本隆宏「組織能力と製品アーキテクチャ」『組織科学』第36巻第4号、11-22頁、2003年. ・Levitt Theodore, “Marketing Myopia,” Harvard Business Review, 1960. ・Christensen, Clayton M. 1997(『イノベーションのジレンマ: 技術革新が巨大企業を滅ぼすとき』翔泳社、2001年). ・加護野忠男『日本型経営の復権』PHP研究所、1997年. ・薬師寺泰蔵『テクノヘゲモニー - 国は技術で興り、滅びる』中公新書、1989年. ・三品和広『戦略不全の論理:慢性的な低収益の病からどう抜け出すか』東洋経済新報社、2004年. ・金井壽宏『変革型ミドルの探求』白桃書房、1991年. ・村松秀『論文捏造』中公新書、2006年.